こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。今回は鉄人式働き方改革【人間関係編】PRAT2として、私が経験した人間関係のトラブルから学んだ「耐える(関わる)・逃げる(離れる)・変える(変わる)」について話を進めていきます。

教員時代にあった教員間同士の人間関係のトラブルについてまずはお話しします。これは私が勤務したある学校で起こったことだったのですが、私は、1年生から2年生そして3年生と持ち上がりで学年団を担当していました。2年生から3年生に持ち上がる時にほとんどのメンバーはそのまま学年団に残ったのですが、一人の教員が別の部署に配置換えされ、学年団に新たに1名、元の3学年にいた女性の教員が加わることになりました。

通常3学年が終わるとある程度同じ学校での勤務年数があれば区切りの関係で異動になるか、あと1年くらいで転勤であれば、進路指導部や生徒指導部などの専門部にいてその後異動になるか、まだ勤務年数が浅い場合はもう一度1学年から学年団を担当するかというパターンで次年度の分掌が割り振られることが多いのですが、その方は2年連続で3年生を受け持つことになりました。これがその女性教員にとっては意に反する許しがたい校内人事であったようで、年度当初から学年団の中で大揉めに揉めました。

その女性教員がそこまで私の学年団に拒否反応を起こしたのは2つの理由からでした。1つ目の理由が学年団の指導方針の違いでした。私が受け持っていた学年団は入学当初から生徒指導に関してはラインを決めてしっかりやろうという方針でかなり厳しく指導していました。それに反してその女性教員が在籍していた学年団の指導方針は生徒の行いをあるがままに受け入れ、ラインを決めた指導を行わないというものでした。どちらが正しいということはないのですが、お互いの学年団の指導方針について度々意見を闘わせたこともあったほど、水と油ほど違う考え方でした。彼女にとっては自分の考え方と大きく違う学年団で仕事することへの拒否感がまずありました。

もう1つが学年団の中にその女性教員が毛嫌いしていた男性教員がメンバーにいたということでした。その二人は同じ教科で元々男性教員が女性教員の指導係をしていましたが、そこでも考え方の違いから度々衝突していました。女性教員は白黒がとてもはっきりされている方でしたので、一度関係が崩れると自身の中で壁を作ってしまい、関係修復ができないタイプの人間でした。その女性教員が私の学年団に入ると聞いて少し懸念はしていましたが、それほど大きなトラブルにならないと高をくくっていたのですが、問題はかなり深刻でした

私自身はその女性教員とは以前から関係が悪いわけではなかったので、軽い気持ちで「一緒に仕事できて嬉しいです。1年間よろしくお願いします。」とあいさつしたのですが、返ってきた言葉は「私は全然嬉しくありません。私はあなた達とは一緒に仕事したくありません!」と一蹴されてしまいました。

このような状態でしたので、管理職にもできればもう一度配置転換をしてほしいとお願いしましたが、他の分掌も確定している状況でそれはできないと拒否され、そのような難しい人間関係の中で高校3年生という生徒の進路実現にとっても最も大切な1年をスタートさせることになりました。

私の教員時代を振り返ってもこれほど人間関係に苦労した1年はありませんでした。私は当時学年団の副主任を任されていましたので、担任同士の連絡調整も大切な仕事でした。通常であれば、全体に話をすれば終わることも、担任同士の人間関係が途絶していることもあって(実は学年団の中に他にも関係がうまくいっていない教員同士が在籍していました)一人一人に話をして、そして調整をしていくということをせざるを得ない状況でした。

その女性教員は学年団の朝の打ち合わせにおいて一度たりともこちらを向いてくれることはありませんでした。しかし、私がその行為に対して感情的になったところで状況が好転することがないことは分かっていましたので、粘り強くコミュニケーションをとることに努めました。

その経験から学んだことは、人間関係は「耐える(関わる)・逃げる(離れる)・変える(変わる)」のバランスがとても重要だということでした。

副主任という立場上、こちらから全く話をしない、拒否をするということはできませんので、どんな態度を取られても仕事上必要なことは誠意をもって伝えるようにしました。(関わる)

そして、どれだけ腹が立っても感情的にならないようにしました。(耐える)

ただ、相手がこちらとの関わりを極力取りたくないという姿勢を見せているので、私も必要以外では彼女とはできる限り物理的・心理的な距離を取るようにしていました。(逃げる・離れる)

しかし、その距離感が必要以上にあってそれが彼女自身の業務に支障が出ていると判断した場合はその距離感も柔軟に変えていくようにしました。(変える・変わる)

本当に綱渡りのような1年でしたが、「耐える(関わる)・逃げる(離れる)・変える(変わる)」のバランスをうまくとりながら、彼女との人間関係も破綻することなく無事に学年団の仕事を終えることができました。

もちろん最後まで彼女から感謝の言葉を述べられることはありませんでしたが(そもそも感謝の気持ちを持っていないと思いますが・・)、卒業式後の最後の打ち合わせの時に初めてこちらを向いて話を聞いてくれました。それが私の中ではとても嬉しかったことでした。

結局のところ人間関係が破綻してしまえば、あれこれと考えることも増え、仕事の効率も落ち、自分自身の仕事もやりにくくなるだけです。

ある程度の関わりと距離感を保ち、時には関係を変化させていく柔軟性をもつことこそ良好な人間関の構築において最も重要なスキルだと考えていますので、私の経験談を少しでも参考にしていただければ嬉しいです。

まとめ

・職業生活においては、困難な人間関係に直面することは必ずと言っていいほどある

・基本的に人間関係は感情的になった時点で終わってしまうと理解する

・人間関係の「耐える(関わる)・逃げる(離れる)・変える(変わる)」のバランスがうまく取れれば自分自身が楽になれる

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