こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。年度が替わって早1カ月が経とうとしています。

4月に入って、既に3大会を終えました。11日(土)の神戸市民大会(A級シングルス)、12日(日)の姫路市民大会(A級ダブルス)、そして18日(土)~21日(火)の毎日オープンベテラン(45歳以上シングルス)です。結果は神戸市民大会と姫路市民大会が優勝、毎日オープンベテランが準優勝でした。

昨年も同3大会に出場し、それぞれ、準優勝、ベスト4、優勝という結果でした。本命であった毎日オープンで優勝できなかったのは残念でしたが、今年は全体的には昨年を超える戦績を残すことができました。

今回は3大会の振り返りと今後のテニスの方向性についてお話していこうと思います。ご自身のテニスの方向性について悩まれている方の参考になれば幸いです。

〇昨年を振り返る

昨年の4月はテニスの調子が下降トレンドに入っていく状態でした。神戸市民大会の1週間ほど前にストロークの感覚に違和感を覚え、これまでボールが飛んできた段階で、相手コートに自分のショットが突き刺さるイメージが持てていたものが、持てなくなり、思い切って振り切れなくなっていました。

だましだまし神戸市民大会は決勝まで行ったものの、表向きは体力的な理由で棄権しましたが、本音を言えば、これ以上感覚を悪くさせたくなかった故の棄権でした。

翌日の姫路市民大会はその感覚のまま、思ったテニスができず準決勝であっさり敗退し、翌週の毎日オープンを迎えました。

今でも忘れられない毎日オープンの2回戦のある場面でのバックハンドショット

相手の何気ないボールをダウンザラインへ狙ったショットがベースライン2メートルを超えるアウトで、完全にバックハンドの感覚がバグってしまい、それ以降全く打てなくなりました。

それ以降バックハンドはほぼ全てスライスで返球し、できる限りフォアに回り込んで試合を組み立てました。

幸い3回戦以降サーブの調子が空前の出来で、ストロークの不調を誤魔化すことができ、優勝できましたが、結果に内容が伴わず、何とも言えない感覚でした。

それからこの不調が数か月間続き、自分の打ちたい感覚に戻らずテニス自体が楽しく感じられない苦しい期間が続きました。

9月の日本スポーツマスターズ前に少し感覚が上向き、同大会で準優勝、そして翌月の全日本ベテランでは2連覇を果たせました。

ただ、感覚としては6割~7割程度で、自身が理想としている「攻撃的なテニスでゲームをコントロールした」とは言い難く、「粘り強く凌いで逃げ切った」末の優勝でした。

〇攻撃的なテニスが少しずつ実を結ぶ

私の考える攻撃的なテニスとは、ベースライン後方からどんどんエースを取っていくプレーではなく、色んなショットを駆使して、相手を動かし、能動的にミスを誘ったり、ネットプレーでポイントをとったりするテニスです。

攻撃的なテニスを成立させるためには高確率で相手を押し込める威力があるサービスとリターン力、幅広く打ち分けられるストロークの技術が必要と考えています。

サービスとフォアハンドについては、それなりに形になっていましたので、全日本が終わってからはバックハンドのフォームを根本から見直し、素振りや球出し練習などを繰り返し徹底して行いました。

その結果、年末には、ストローク全体が以前のようないい感覚で打てるようになり、若い選手との打ち合いでも全く引けを取らなくなり、年末の一般大会では準優勝、年明けのITF大会(45歳以上)では優勝し、自分の理想とするスタイルで勝ち切る形が実を結び始めました。

そして3月の山陽オープンでは、大会全体で失ゲーム数が僅か2ゲームという信じられない内容で優勝しました。

ただ、本大会は出来すぎの内容で、これが当たり前ではない(全てが自分の実力ではない)ことを肝に銘じながら4月の大会に備えました。

〇4月の3大会を振り返る

前述の通り、結果は神戸市民大会と姫路市民大会が優勝、毎日オープンベテランが準優勝という結果でした。

これらの大会もこれまでのいい感覚を失わないように、「なぜいいショットになったのか、なぜミスショットになったのか。」ということを常に振り返ることを意識していました。

神戸市民大会では、参加者の多くが20代選手という若者相手に1日4セットというハードな試合日程を内容と結果を伴わせて見事初優勝を果たしました。

姫路市民大会はダブルスだったので、シングルスとは違った感覚ではありましたが、昨年の調子なら間違いなく負けていた相手でした。

準決勝はファイナルセット、決勝は2セットともタイブレークで競り合った展開の試合になりましたが、自信をもってラケットを振り切れた結果、優勝できたのだと思います。

毎日オープンは、初戦(2R)と3Rこそ完勝でしたが、準決勝は7-5、6-3、決勝は7-6、6-7、6-7でかなり競り合った展開になりました。

準決勝の相手は7連勝中、決勝の相手は5連勝中で、勝ち続けてはいましたが、対戦成績ほどは実力差もなく、難しい相手であることは間違いありませんでした。

結果的に準決勝は勝って、決勝では負けましたが、両試合ともこれまで通り、「自分からゲームをコントロールしていく攻撃的なテニス」をしていくことを第一に考えてプレーしました。

2試合とも相手選手の素晴らしいプレーに上手くいかないことが多く、受けて立つ展開が多かったように思います。

結果に拘った守備的なプレーに徹すれば2試合とも違ったスコア、結果になった可能性もありましたが、この試合だけに勝つことに拘るよりもこれまで継続して練習してきたテニスをやり切ろうと考えていました。

そのためか、いつもに比べ要所でのミスが多く、決勝戦では数度あったマッチポイントを取り切れず逆転負けを喫しました。

試合を振り返った時、もう少し冷静にポイントを取りに行けばよかったと思いましたが、「ここで打ちにいこうと考え、実行したことに意味がある。」と考えるようにしました。

〇敗戦から学んだこと

同年代のベテラン選手に負けたのは、実に2023年10月の全日本ベテラン以来、約2年半ぶりでした。

負けたこと自体は非常にネガティブで正直落ち込みましたが、それ以上に得たものも大きいと感じました。

この試合では、場面場面で「自分の思い描くテニスを追い求めること」と「相手の調子や環境に応じて柔軟にテニスを変えていく」ということの狭間で揺れていたように思います。

これはもっと単純化して言うと「練習していることを試合でもトライすること」と「勝つ可能性が高いプレーを選択する」ということになりますが、ギリギリの状況でどちらを選択していくかについては、難しさを感じました。

象徴的な場面がありました。1セットを取って第2セット5-3の40―40でマッチポイントを迎えました。

数本のラリーの後バックハンドに浮いてきたボールを思い切ってダウンザラインに打ち込みましたが、ネットにかかりました。

この試合に勝つことを考えれば、このショット選択はリスクがあり判断ミスであり、もう少し粘り強くクロスラリーを続けるなり、スライスで丁寧にコースを変えるなりの選択が正解だったと思います。

ただ、バックハンドのダウンザラインのショットは、練習で度々トライしており、その状況になった時、自然とその選択を取っていました。

このポイントも含め、要所で取り切れなかったショットは今でも脳裏に焼き付いていますし、これこそが自分のテニスをさらに良くするための解決すべき大きな課題であると感じました。

負け惜しみではなく、勝ちに拘り過ぎず、自分のテニスを貫いたこの負けがこれからさらに自分のテニスをよくしていくための大きなヒントを与えてくれたものとし、今ではこの結果をポジティブに捉えています。

〇今後のテニスの方向性

4月の神戸市民大会と毎日オープンは同じシングルスの大会でしたが、対戦相手が一般選手か同年代の選手かで、戦い方や気持ちの持ちようがどうしても違ってくるところに面白さや難しさがあると感じています。

一般選手はボールにスピードとパワーがあり、それに圧倒されることもありますが、カウンターショットが嵌りやすかったり、上手くペースを変えると崩れてくれたりしますし、精神的にもチャレンジャーとして臨めるので、ある意味やりやすさはあります。

一方ベテラン選手は、多くの選手が私と対戦する際はチャレンジャーとして、非常にアグレッシブなテニスで挑んできますし、精神的にもどうしても受けて立ってしまうことが多く、それに従って実際のテニスも守備的になりがちです。

もちろんそれを理解しつつ、どんな対戦相手であろうが、アグレッシブに攻撃的なテニスをやり切るために練習を積み重ねているところです。

受けて立つのではなく、相手のアグレッシブなプレーをしっかり跳ね返せるようなさらに力強いアグレッシブなプレーでゲームをコントロールしていけるよう、精神面でもさらに成長していきたいです。

次回は関西オープンに出場予定です。関西オープンは全日本ベテランに次ぐグレードの高い大会で、多くの有力選手が出場するものと思われますが、「練習で積み重ねてきたものをしっかりテニスコートで表現する」ということを大切にし、全力で取り組んでいきます。

最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!

※ブログの感想やご意見ご質問などを下記のコメント欄にいただけると嬉しいです。多少お時間をいただく場合はありますが、必ず返信させていただきます。

テニス人気ブログランキングに参加中です。よろしければワンクリックをお願いします!

テニスランキング
テニスランキング 人気ブログランキングでフォロー