こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。激闘の関西オープンから2週間ほどたちました。

1週目は妻の実家に帰り、温泉にゆっくり浸かったり、美味しいものを食べてしっかりと心身をリフレッシュし、先週からは通常の練習やトレーニングを再開しています。

次の大会は来月に行われる兵庫県の全日本予選(一般)出場する予定です。ベテラン大会とは違い、若い選手に胸を借りるつもりで全力でぶつかっていけますので、今からとても楽しみにしています。

今回は「コンディションが爆上がりする〇〇と〇〇のコントロール法」についてシェアしていきます。

少し大げさな話をすると私自身、これらをコントロールできれば、コンディションを爆上げできるだけなく、「人生勝ち確定」とまで考えていて、これらをコントロールすることを生活の中心に捉えて取り組んでいます。

早速ですが、このコントロールすべき〇〇に入る2つのことをお伝えします。それは「血糖値と自律神経」です。

今回はこのうち「血糖値」のコントロール法についてシェアしていきます。

まずは血糖値とはということについてですが、血糖値とはブドウ糖が血液中にどのくらい含まれているかを表す濃度のことをいいます。

食事を摂取することで血糖値が上昇しますが、すい臓から放出されるインスリンというホルモンの働きによって通常の血糖値に落ち着いていき、それ自体は体の正常な反応と言えます。

しかし、血糖値が急上昇すると、大量のインスリンが分泌されることになり、それが長期間続くことでインスリンの効きが弱くなり(インスリン抵抗性の低下)、血糖値がうまく下がらなくなり、これが糖尿病の原因となります。

糖尿病になると、体が疲れやすくなったり、不眠になったりするなど日常生活に支障が出るだけでなく、様々な合併症を引き起こすリスクも増大します。

私の血糖値コントロールの基本的な考え方ですが、糖尿病にならないことはもちろんのこと、それ以前にインスリン抵抗性を低下させないように、血糖値の急上昇、インスリンの大量分泌をできるだけ防ぐ生活習慣を取り入れている点です。

それでは私が普段の生活で取り入れている血糖値コントロールの具体的な方法をお話しします。

①高GI食品(血糖値を急上昇させる食品)を控える

②食事後に軽い運動を行う

③筋力をつける

①高GI食品(血糖値を急上昇させる食品)を控える

高GI食品は、精製された炭水化物(白米、おもち、うどん、パスタなど)や糖分を多く含む食品(甘い缶コーヒー、お菓子、チョコレートなど)で低GI食品はタンパク質や野菜類、大豆類などですので、可能な限り高GI食品は控え、低GI食品を中心の食生活にしていくということです。

糖分がたっぷり含まれている食品を全く食べないことはできても、主食の中心である米を取らないことは現実的ではないので、炭水化物を摂取する場合も雑穀米にしたり、一度冷ました白米を適量(茶碗軽く1杯程度)食べるようにしたりしています。

②食事後に軽い運動を行う

先ほども血糖値の説明のところでも話をしましたが、食事を摂取することで血糖値は上昇しますが、食後何もしない場合と軽い運動をする場合では、その上昇値が変わってくることが科学的にも証明されています。

私は普段、食後に休憩する前に歩いたり、家事をしたりするなどの軽い運動をするようにしていて、その効果なのか、食後に眠気が来ることもほとんどありません。

③筋力をつける

なぜ血糖値のコントロールと筋力が関係しているのかというと、インスリンによって、まず肝臓へブドウ糖を取り込んでから、次に運ばれるのが骨格筋で、健康な人ならば全身で利用するブドウ糖の約70%を骨格筋が取り込まれます。

つまりインスリンによって、糖分が運ばれる最大の器官は骨格筋で、いわゆる筋肉のことなのです。筋肉が増えれば、受け入れる受容体が増加するため、筋力トレーニングは、インスリンの感受性を高めることができ、また、そのインスリンの感受性を高める効果も運動後、一日位は続くと言われ、より血糖値の安定に寄与しています。

最後にこれらの血糖値コントロールをすることで普段の生活やテニスにおいてどのような効果があるのかをお話しします。

・日中(特に食後)に眠たくならないので、日中の生産性が高まる

・血糖値の急上昇、急降下(血糖値スパイク)が少なく、血管が若く保たれているので、ハードな練習や試合でもいち早く息が整う(血管年齢は30歳です。)

・血糖値スパイク(血糖値の乱高下)によるイライラがなく、メンタルが安定し、それが試合中の冷静な判断力や決断力に繋がっている

関西オープンのレビューでも触れましたが、優勝できた最大の要因が試合中のギリギリの状態でも安定かつ強固であったメンタルだと感じていますので、それはこの普段からの「血糖値コントロール」の成果だと思います。

テニスの成果はもとより、より充実した質の高い生活を送っていくために、これからも血糖値のコントロールは続けていきたいと思います。是非参考にしてください。次回は「自律神経のコントロール」についてお話しします。

最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!

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