こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。私事ですが、先日、地元の地方新聞(神戸新聞)から取材のご依頼をいただき、本日テニスコートにて、自身の現在の取組みや全日本ベテランに向けての思いを記者の方に熱くお話しさせていただきました。自身の取組みをメディアに取り上げていただけるのは非常に光栄で、身が引き締まる思いです。本ブログについても、インタビューの中で触れさせていただきました。来月に掲載される予定だそうですので、よろしければご覧ください。さて、19回の今回は「テニスと仕事の両立」についてお話しします。
2回にわたってテニスと家庭生活との両立についてお話しさせていただきましたが、もう一つ両立させないといけないことが「仕事」との両立になります。私は現在県立のフリースクールで勤務する教育職の公務員です。テニスのプロでもなければ、テニスコーチや自営業者でもない、普通の「サラリーマンプレーヤー」です。他の一般的なサラリーマンと同様、週5日、1日8時間の時間的拘束のある中で、練習、試合をこなしていかなければいけません。これは結構大変なことです。練習は出勤前の早朝にすることが多いので、それほど影響はありませんが、今参戦しているJOP大会は基本的には1日1試合ずつで、ドロー数にもよりますが、通常4~6日程度の日程で試合が行われます。当然、試合に行く時は職場に休暇申請をして、出場することになりますが、連日となるとなかなか大変です。しかし、そこを乗り越えないとこの世界では闘えません。そこで「サラリーマンプレーヤー」の私が仕事との両立で気を付けていることをお伝えしていきます!
1 出場する大会数を厳選する
2 試合の日でもできる限り短時間でも勤務する
3 仕事の優先順位を可視化して効率的に仕事を進める
4 必要のない残業は一切しない
5 他の職員への目配り、気配り、心配りを忘れない
1 出場する大会数を厳選する
現在参戦中のベテランJOP大会は全日本ベテラン選手権(Aグレード)を頂点として、BグレードからFグレードまで数多くの大会が開催されています。仕事の年間スケジュールと見比べながら、出場できる大会を絞っていく必要があります。全日本ベテランに出場するためには、ある程度グレードの高い大会で勝つことも求められますが、連続して休暇をとることは難しく、遠方の開催地は避けなければいけない事情もありますので、全日本ベテランを除く出場する大会の基準を次の3つとしました。①本業で外せない日程と重複していないこと②BグレードからDグレードのうち3大会に絞って出場すること③前泊を必要とせず、日帰りが可能な開催地であること。
そこで今年のJOP大会は、3月の山陽オープン(開催地:岡山県Dグレード)、5月の関西ハードコート選手権(開催地:大阪府Dグレード)6月の関西オープン(開催地:兵庫県Bグレード)に出場することに決めました。(2月の兵庫オープン(開催地:兵庫県Eグレード)もエントリーしていましたが、コロナの関係で中止となりました。)このように様々な事情を勘案しつつ年間の大会スケジュールを事前に計画していきます。こうすることで、仕事も見通しを持ち、コントロール感をもって進めることが可能になります。また、出場する大会を絞っていくことで、いい意味で自分自身にプレッシャーをかけることができ、練習の質を高めることにもつながっていきます。
2 試合の日でもできる限り短時間でも勤務する
山陽オープンは木曜~日曜の日程で、自宅から通えるため、2日間の休暇でほぼ仕事には影響なく出場することができました。問題だったのは、残りの2大会でした。関西ハードコート選手権は月曜日スタートの木曜日終わり、関西オープンも日曜日スタートの木曜日終わりというサラリーマン泣かせの日程で、しかもNBが11:00(3ラウンド目)や12:00(4ラウンド目)など、開始時間が読めないラウンドが多く設定されていました。すべて決勝まで行くと平日に8日間も休暇申請(時間休暇含む)する必要があり、大会日程の途中で棄権することはしたくなかったですが、まるまる8日間も仕事を空けるわけにもいかず非常に頭を悩ませました。
結局、試合も最後までやりたい、そして自分がいない場合のフォローも他の職員にしていだいていることもあったので、大会期間中も仕事もしようと決心し、出勤後試合、または試合後出勤をすることで8日間とも短時間ながらも仕事をしながらの試合となりました。宿直業務の後に試合に行くこともあり、かなりハードで体力的にもきつかったですが、この姿勢を見せたことで、私が大会に参加することへの理解が進み、他の職員から応援や労いの言葉もいただけるようになりました。あくまでも仕事が第一であることを言葉だけでなく、行動で示すことこそが、自分の競技生活をやりやすくすることになっていくと感じました。
少し長くなってきましたので、続きはPART2でお話しします。最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!
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