こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。この週末1泊2日で香川県に家族旅行に行ってきました。実は8月にも同じところに訪れていたのですが、景色が素晴らしくとても心癒されましたので、リピートしました。全国旅行支援も実施されていますし、機会があればまた利用してみたいと思います。
さて、69回は「お悩み解決編【第9回】(リターン編)」をお話ししていきたいと思います。今回のリターンは、サーブと同じく、自分にとっての1本目のショットにあたるので、このショットの精度が、次の展開を大きく左右します。また、リターンは、相手との駆け引きもあり、打つコースやスピードなども予測が必要となるので、そこも含めて対策が必要です。
お悩み
「リターンが振り遅れてしまい、上手く返せず相手に主導権を取られてしまう」
処方箋
「テークバックはコンパクトに、ボールの後ろに入って前に押していく」
ポイント
1 相手のサーブのスピード、球種を予測し、ポジションを決める
→基本をベースラインの50cm後方として、相手のサーブの強弱によってポジションを前後する
2 相手がサーブを打つ瞬間にスプリットステップをきちんと踏む
→スプリットステップを踏むことで反応が早くなる
3 テークバックをできるだけコンパクトにして、打点が遅れないようにする
→打点が遅れてしまうとミスに直結するので、できる限り前でとらえる意識を持つ
4 相手が打ったサーブに対してボールの後ろに入る
→ボールの真後ろに入って打つことで相手のサーブの勢いを使って返球することができる
5 相手のスピードのあるファーストサーブに対しては無理せず正面に返球する
→狙い打ちをするとボールを引き付けすぎてしまい、打点が遅れミスに繋がってしまう
6 相手のセカンドサーブに対しては、前に入ってカウンター気味に打っていくのか、ポジションをあまり前にせず、しっかり深く返球していくのかゲーム全体の流れを考えて選択する
→同じリズムでリターンするのではなく、テンポの強弱をつけることで、相手のタイミングを狂わすことができる
7 自分のリターンのコースや打球感によって相手の返球を予測し、ポジションを前後する
→いいリターンが返った時は攻撃のために前へ、甘いリターンが返った時は守備のために後ろへポジションを取る
リターンはタイミングを合わせることで、サーブのスピードをうまく利用して、逆襲することができます。サービス側から考えるといかにリターン側のタイミングをずらしていけるかということがポイントとなります。
サービスリターンはその駆け引きがあり、そこが面白さでもありますし、自分の読みが当たると非常に爽快です。リターンで有利に立つためには、相手のサーブのコース、球種、スピードを読んでいくかということが最重要ですので、普段のサービスリターンの練習においても、ただ、ボールを返球するのではなく、予測力を働かせながら取り組んでいくことでリターン力を確実にアップしていけます。ぜひ、楽しんで取り組んでください。
次回は「体づくりのお悩み解決」をお伝えします。最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!
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