こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。今回のお悩み解決編もボレーを話題にしていきたいと思います。前回は超基本編ということで、ボレーが全くできない、ラケットに当たらない、コントロールできないといった悩みに対して、基本的な考え方についてお話ししました。
今回の64回は「ボレーのお悩み中級編」ということで、ある程度ボレーはできるようになってきたが、もっと威力のあるボレーを打ちたいというお悩みを解決していきたいと思います。
お悩み
「ボレーをしてもボールが浮いてアウトばかりしてしまう。もっと低くて滑るボレーが打ちたい」
処方箋
「インパクトの瞬間にしっかりラケットを握って、相手のボールの勢いを押し返してみよう」
ポイント
1 ボールが浮いてしまうということは、ボールの勢いに負けているか、打点の位置が少し後ろになっている
2 正面を向いた状態でラケットが視界から消えていないか(テークバックが大きすぎないか)を確認する
3 上体が浮いていると力が逃げてしまうので、軽くひざを曲げておへそに力を入れる
4 インパクトの瞬間にしっかりとラケットを握り、ボールの勢いに負けないようにする
5 返球するボレーをサービスライン付近にバウンドさせるように意識する
ボレーはストローク以上にインパクトを「点」でとらえる意識が必要です。打点という言葉は「打てる(打ちたい)ところを点で捉える」ということだと理解しています。
ボレーにおいてもその点で捉えることができれば、相手のボールスピードも利用できるので、力強いボールが返球できるはずです。そのためには繰り返しますが、「点で捉える」に加えて「点で捉えたボールを押し返すためにしっかりラケットを握って壁を作る」ということが大切です。
まとめ
・飛んでくるボールを「線」ではなく「点」で捉える意識を持つ
・インパクトの瞬間にラケットを握って壁を作って押し返すイメージで打つ
・相手ボールの勢いに負けないよう、姿勢が浮かないよう意識して構える
上記の感覚が掴めると、ボレーが浮かなくなります。浮いてしまった場合はその都度、打点や構え、ステップなどの基本的な動きを確認するようにしてください。
次回は「ボレーのお悩み解決(上級編)」をお伝えします。最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!
※ブログの感想やご意見を下記のコメント欄にいただけると嬉しいです。時間は多少いただく場合はありますが、必ず返信させていただきます。
テニス人気ブログランキングに参加中です。よろしければワンクリックをお願いします!
テニスランキング