こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。11月11日(土)12日(日)に愛知県名古屋市(東山公園テニスセンター)で行われた第24回全国テニス選手権大会に前年優勝者として一般男子シングルスに出場してきました。
この大会は9月の日本スポーツマスターズ、10月の全日本ベテラン、そして今大会と今シーズン3つ目の全国大会でした。大会の位置づけとしては、優勝を狙いに行くというよりも全日本ベテランでの課題をこの試合でどれくらいクリアにできるかということをメインに考えていました。とは言ってもディフェンディングチャンピオンで臨む大会として、いい内容と合わせて結果も伴う試合がしたいというのが本音でした。そのような緊張感の中で試合ができることを本当に楽しみにしていました。
結果
※新日本スポーツ連盟のHPにおいて氏名・結果等が公表されていますので、本ブログにおいてもお名前を掲載させていただきます。
1 回 戦 BYE
2 回 戦 7-6 永井 慶人(福岡)
準々決勝 7-5 塩谷 大河(愛知)
準 決 勝 4-8 藤林 亮太(大阪)
※3位入賞
〇大会を振り返っての総括
まずは大会を振り返っての感想からお話しさせていただきます。本大会の出場は3年連続3回目になりますが、今大会のレベルがこれまでで一番高かったように思います。そう感じる理由の一つに出場選手の多くが20代の選手であり、ゲーム自体のレベルも非常に高かったことが挙げられます。
昨年は出場選手の中で私が最年長ではあったと思いますが、それでも30代の選手もそれなりに出場していましたし、ゲームのテンポも今年よりも遅く感じました。私自身も昨年よりも心技体ともにレベルアップして今大会に臨みましたが、結果は3位で昨年のように優勝はできませんでした。
しかも、初戦から大苦戦の連続で自分なりのベストを尽くして何とか3位に入れたという感じでした。昨年私と準決勝で対戦した選手も初戦で敗退するなど、そういう意味でも間違いなく勝ち上がるには昨年以上に大変でした。その中で、若い選手と互角の勝負ができ、初戦、準々決勝と接戦をものにできたことは自分なりの成長も感じられました。それでは次に今大会でのプレー面での目標について振り返っていきます。
〇 本大会でのプレー面での目標
前回のブログでもお話ししましたが、全日本ベテランを終えて、安定型から攻撃型へと自分のテニスを変化させている段階で、練習ではある程度手ごたえも感じていましたので、それを全国大会という大舞台でチャレンジするというのが大きな目標でした。具体的には・・
1 ストロークで若い選手の重い球に打ち負けないようしっかりと引き付けて前方に押し出していく
2 自分から積極的にゲームをコントロールする意識を持ってプレーしていく
3 いいサービスあるいはいいリターンから攻撃を仕掛けていく
4 チャンスがあれば積極的にネットにつく
5 チャレンジ精神を持って相手にぶつかっていく
以上のことを目標に試合に取組みました。それでは各試合を簡単に振り返ってみたいと思います。
〇1 回 戦:7-6(5)
対戦相手:永井 慶人(福岡)
特 徴:サウスポーでオールラウンドプレーヤー
ストロークの爆発力はないが、安定しており、バックハンドのカウンターが得意
ネットプレーも精度が高い
サーブはフラットやスライスなどを打ち分ける
戦 況:相手のサーブから始まった第1ゲームからしっかりとラケットは振れていたので、悪くない立ち上がりでしたが、相手の懐の深い安定したフォアハンドストロークや高い打点でのテンポの速いバックハンドストロークに対応できずキープされると第2ゲームでブレークされ、第3ゲームでブレークバックするも再び第4ゲームでブレーク、第5ゲームでキープされ1―4となり苦しい展開となりました。
第6ゲームも完全に相手の流れでゲームが進みブレークポイントを握られましたが、粘り強くプレーし、キープすると第7ゲームでブレーク、第8ゲームでキープし、4-4となりました。第9ゲーム第10ゲームはお互いキープし、5-5となり、第11ゲーム、第12ゲームはお互いブレークしタイブレークになりました。タイブレークでも前半はリードされ、3-5でしたが、そこから4ポイント連取し、タイブレークを7-5で取って勝利することができました。
気 づ き:①相手の流れで試合が進んでいる時は一定のリズムではなく、スライスやドロップショットなどでリズムを変えていくことが大切である
②ゆっくりとしたラリー戦で分が悪い時は、早いラリーの展開を心がけ、パッシングショットで抜かれても積極的にネットプレーにもチャレンジすることが大切である
③リードされていても、それが最後まで続くことはないと考えて、我慢強くプレーすることの大切さを再認識した
④タイブレークでは、目の前の1ポイントを取りにいくことにフォーカスし、終わったポイントはできるだけ考えない
ゲームも1-4ダウン、タイブレークでも3-5ダウンなど十中八九負け試合でしたが、持ち前の粘り強さと経験で何とか逆転勝ちをして初戦を突破しました。準々決勝の相手は25歳の関東の体育会の大学出身のストロークプレーヤーで、この試合も大接戦となりました。準々決勝以降については次回お話しします。
最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!
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