こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。多くの人が注目していたWBCでしたが日本代表が見事に優勝しましたね。私が最も感動(感心)したのは決勝ラウンドの準決勝のメキシコ戦での逆転勝利でした。3点を先制され、吉田選手のホームランで一時は追いつくものの、再び勝ち越され、1点リードされた状態で最終回へ。

テニスに例えるならファイナルセットの4-5ダウンでの相手のサービスゲームといったところでしょうか。ここで取られたら(0点に抑えられたら)終わりという場面でも誰一人諦めていない。そういう姿勢が逆転勝利につながったことは間違いありません。

テニスでも野球でも個人競技と団体競技という違いはあるものの、「諦めた時点でゲームセット」というスポーツの根本的な部分は全く同じであると感じました。WBC日本代表選手の絶対あきらめない姿勢を自身の競技にも活かしていきたいと思います。

さて、今回は鉄人式タイムマネジメント術【プライベート編】についてお話をしていきます。前回、自身が最も大切にしているものが「時間」であることをお伝えしました。それは多くの方が感じているものと思われますが、その使い方については千差万別ではないでしょうか。この有限かつ最大の資産である「時間」を最大限に有効活用する方法を探っていきたいと思います。私が時間を最大限に有効活用するために行っていることは

1 生活のルーティーン化

2 やりたいこととやるべきことの同時進行化

3 家族間での家事分担化

4 買い物リストの明示化

5 食事の作り置き

となります。これらのことを行う上で大切な考え方が2つあります。それは、「時間の無駄を排除すること」「限られた時間の中で自分のしたいこととすべきことを両立すること」になります。それでは1つずつ説明していきます。

1 生活のルーティーン化

朝起きてから寝るまでの間に多くのやるべきことが存在します。朝起きてから身支度、食事、家事(洗濯物の片づけ、風呂洗い、食器の片づけ、子どもの食事の準備、ゴミ捨てなど)、仕事の準備、通勤、そして仕事をして帰宅してからも、食事や家事、次の日の準備、子どもの習い事の送迎、寝るための準備などです。

これらのことは生活を成り立たせる上では省くことのできないタスクですので、これらをいかに効率的に無駄なく行うかがポイントとなります。それが「生活のルーティーン化」ということになります。朝起きてから出勤するまでの行動について具体的にお伝えします。

起床(5:00~30)→洗濯物の片づけと整理→身支度(髭剃り、シャワー、着替え)→風呂掃除→食洗器の食器の片づけ→朝食→片付け→自分の昼弁当の準備→【練習に行く時はその準備をして出発】→妻の朝食の片づけ、→子どもの朝食の準備→片付け→夕飯のご飯のセット→【妻、子ども出発】→軽い素振りやトレーニング→出発(8:00)

といった感じです。起床してから出発するまで練習に行かない時は2時間半から3時間ほどありますが、やるべき家事がたくさんありますので、次に何をしようかとあれこれ考えているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。そのため、これらの家事を日々の生活の中に「ルーティーン化」という形で完全に落とし込むことで、次何をしようかと考える必要がなく効率的に終わらせることができます。

ただ、そもそもここまで時間をかけて家事をする必要もないのではと思われるかもしれませんが、仕事から帰ってきて、部屋が雑然としていたら疲れは取れるでしょうか。普段は妻が先に帰ってくるので夕食の準備をするのですが、食器や洗い物がそのまま残っている状態で、頑張って料理を作ろうという気持ちになるでしょうか。仕事から疲れて帰ってきて、やるべき(やりたくない)家事がたくさん残っていれば、穏やかな気持ちで家族に接することができるでしょうか。私にはその自信がないので、朝のうちにできる限り必要な家事をやっておくことがベストだと考えるようになりました。

実は、以前、自分の家事だけさっさと終わらせて、出勤までの時間に1階に降りて素振りやトレーニングをしていた時期もあったのですが、朝からキビキビ動けない子どもに対する妻のあたりがきつくなっていき、朝の家族間のコミュニケーションが少なくなり、何かギスギスした感じさえ受けました。

これは妻が子どもの行動に対してストレスを感じているのではなく、出勤前の忙しい時間帯に自分のやりたいことだけをやっている私に対するストレスのはけ口を子どもに向けていたのだと思います。前回のブログでもお伝えしましたが、自分のやりたいことを精一杯取り組み、成果を上げるためには家族(特に妻)の理解(応援)が必要不可欠です。それ以降、出勤前のトレーニングは妻と子どもを送り出した後にすることにしました。そうすることで、妻の子どもに対する対応も柔らかくなり、家族みんなが気持ちよく出勤、登校できるようになりました。

2 やりたいこととやるべきことの同時進行化

私のテニス以外の趣味はYouTubeの動画視聴(オーディオブック含む)です。動画の種類はテニス、サッカー、野球などのスポーツ関係、健康情報、車、資格関係、ファイナンスなど多岐にわたります。これらを空いている時間に視聴するのが自分なりの至福の時なのですが、タイムマネジメントの観点から考えると、ただ、ダラダラ視聴していると時間を浪費してしまうので、あまり望ましいとは言えません。

そうならないための私なりの方法としては、動画視聴を家事などのやるべきタスクと同時進行させることです。

具体的には、

食事の準備や洗い物をしながら健康に関する動画視聴をする

トランポリンや素振りをしながらテニスの動画を視聴する

通勤しながらファイナンスの動画(オーディオブック)を視聴する

などです。例えば、必要な家事が10分、見たい動画視聴が10分あるとするなら家事だけ、動画だけだとそれぞれの時間が必要ですが、同時進行させれば、時間は半分で済みます。また、好きな動画を視聴しながら家事をすれば、かなりはかどりますし、面倒くさい家事も楽しくすることができます。

しかもYouTube視聴で、様々な有益な情報や知識を得ることができますので、時間の有効活用にもなって一石二鳥です。ただ、YouTubeの有効活用で外せないことがあります。それは有料版のYouTube(YouTube premium)を利用するということです。

これは毎月1200円ほどかかりますが、

途中で広告動画が流れない

②バックグラウンド再生ができる

③オフライン再生ができる

という特徴があります。

⓵は途中で広告動画が流れないので、最初から最後まで見たい動画を止まることなく見ることができます。

②はYouTubeを見ながら(聞きながら)LINEやヤフーなどの別サイトを閲覧できる機能で、別サイトを開いても途中でYouTubeが閉じられることがありません。

③はWifi環境で動画を保存でき、後でオフラインでも再生できる機能です。

いずれも途中で動画を止めることなく見ることができる時短効果のある機能ですが、特に③は非常に便利で、大量にオフライン保存して後でまとめてみることができるので、動画が終わって次の動画を検索してという無駄な時間が省けてかなり重宝しています。

3 家族間での家事分担化

我が家は私、妻、娘(高1)、息子(小5)の4人家族ですが、それぞれに決められた仕事(家事)があります。もちろん私と妻が基本的な家事の多くを行いますが、子どもにも相応の分担を求めています。娘は洗濯物を干すこと、自室の掃除、妻の帰りが遅い時は息子の夕食の準備、息子は布団の整理や自分の洗濯物の片づけ、ゴミ出しなどです。

家の中での自分の役割をさせるという教育的観点もありますが、あれもこれもこちらでやっているとどれだけ時間があっても足りなくなるので、子どもたちにも協力してもらっています。このように、家族で協力して家事を分担することで、家事に対する時短効果とストレスの低減も図ることができ、その分の時間とエネルギーを別のことに使うことができます。ただ、子どもたちからはその分お小遣いはきっちりと請求されますけどね(笑)

4 買い物リストの明示化

我が家では1週間に数回買い物に行くのですが、必要な食料品等のリストを冷蔵庫に付箋などに手書きして張り付けておくようにしています。そして、買い物に行く前は、冷蔵庫を確認の上、足りないものを補充するようにしています。行きつけのスーパーは数か所あるのですが、そこでしか買えないものもあったりするので、リスト化することで、買い忘れを防ぐことができます。スーパーに行ってあれこれ考えると不要なものを買ったり、時間も浪費してしまいます。このような小さなことから時間を無駄にしないように気を付けています。

5 食事の作り置き

以前のブログでも、テニスで結果を残すためには、いかに体のコンディションを整えておくかということ中で、食事の重要性についてお話してきました。「食べることも練習」「体作りは食事作りから」というコンセプトのもと、食事作りにはかなりこだわりを持って取り組んでいます。

と言っても、料理することが特段好きというわけではなく、あくまでも自分の体作りのために行っているので、あまり時間をかけたくはない作業でもあります。そこで、日々の食事で摂取するものについては、作り方をマニュアル化するとともに、できたものを作り置きしておいて、食事の時に手間取らないようにしています。

作り置きするものは⓵ゆでたまご②蒸しブロッコリ&ニンジン&かぼちゃのサラダ③鳥のささみの野菜炒めです。誰にでも作れる超簡単メニューで、手際よく作れば10分~30分ほどで作れます。その他のストック食品としては、バナナ、ブルーベリー、ギリシャヨーグルト、豆腐、納豆、豆乳、キムチ、鯖缶、鮭の切り身、インスタント味噌汁などになります。

練習やトレーニングから帰ってきた時、さっとそれらのものを準備すれば、栄養バランスに優れた食事を素早く摂ることができますし、何よりも何を食べようかと悩む必要もありません。職場にも毎日これらの食材をお弁当箱に詰めて持っていくので超簡単便利です。

これらのことを普段の生活の中で、取り入れることによって多くの時間を捻出することができています。余った時間で、読書をしたり、旅行の計画を立てたり、家族とたわいもない話をしたり、睡眠をしっかりとって体調を整えたりすることができ、健康で活力ある毎日が送ることができています。

だらだらとテレビを見たり、ネットサーフィンをするのを少し控えて、時間を効率的に有効活用することを考えていくと間違いなく生活の質が向上しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。さて、次回時は鉄人式タイムマネジメント術【仕事編】をお話していきます。最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!

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