こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。今年に入って比較的暖かい日が続いていましたが、今週末から来週頭にかけて大寒波が襲来するそうですね。寒くなってきたら恋しくなるものは何ですか。こたつ?鍋?それもいいですが、やっぱり温泉じゃないですか?私は大の温泉好きです。ただ、普通の方と少し違うのは、温泉をただゆっくり浸かって終わりではなく、(もちろんそういう目的もありますが・・)、心身のリカバリーと若返りのためにフル活用しています。今回は鉄人式若返りメソッド【リカバリー編PART2】として、温泉施設でのリカバリーについてお話ししていきます。

私は最低でも週1回は必ず温泉施設で1時間半~2時間ほどかけてしっかりとリカバリーを行っています。リカバリーの時間を見ていただいても通常の入浴とは違うことはご理解いただけると思いますが、その理由は温泉施設でのリカバリーも「大切な練習」として位置付け、しっかり時間をかけて行っているからです。温泉施設と言ってもどんなところでもいいのかと言えばそうではありません。温泉施設で求める設備として

⓵内湯(40~42度)

⓶水風呂(15度)

⓷サウナ

⓸外気浴ができるスペース

⓹源泉

⓺ジェットバス

です。理由は後述することとしてリカバリーの順序についてお伝えします。

1 温冷交代浴(1分×5~7セット)

2 サウナ(10分~15分)&水風呂(1分)&外気浴&ストレッチ(10分)×2~3セット

3 髪や体を洗う(10分)

4 源泉湯入浴&ジェットバス(10分~15分)

5 水風呂(20秒)

これをルーティーン化しています。体の疲れや施設の込み具合などによりそれぞれの時間やセット回数は多少変わりますが、基本的にはこれらをしっかり行っていきます。これらはリカバリー+若返り効果抜群です!それでは一つずつ説明していきます。

1 温冷交代浴(1分×5~7セット)

これは風呂場に入ってまず行います。温冷交代浴は、温度差を利用して血管の収縮をはかることで自律神経に刺激を与え、交感神経と副交感神経がスムーズに働く効果が期待できます。 疲労回復や、冷え改善、ダイエット、安眠、美肌など、その効果が期待できる入浴法です。

温冷交代浴をすると体の中でどんな変化が起こるのでしょうか。まず温かいお湯に浸かると、温熱効果で血管が拡張します。次に冷たい水が体に触れると、筋肉と血管が収縮します。このように血管が拡大と収縮を繰り返すことによって、血管のポンプ作用がアップします。そして全身への血流がよくなり、滞りがちな末梢の血行も改善することになります。

試合やトレーニングの後は体がかなり疲労していますし、血流も悪くなっていますので、これをすることで疲労物質が押し流されていくことが実感できます。また、冷水に浸かることで長生き遺伝子と呼ばれるサーチュイン遺伝子を活性化するとも言われており、アンチエイジングにも効果的です。もちろん個人差はあるかと思いますが、私は長年温冷交代浴を実践しており、若返り(体年齢28歳)とケガをしない丈夫な体を手に入れました。冷水に浸かることは、慣れるまで大変かもしれませんが(特に冬場)、慣れたら超気持ちいいので病みつきになりますよ!

2 サウナ(10分~15分)&水風呂(1分)&外気浴&ストレッチ(10分)×2~3セット

サウナも温冷交代浴と同様の効果がありますが、温冷交代浴がどちらかというと体のリカバリーであるとしたらサウナは脳のリカバリーということが言えると思います。90度近いサウナ室で10分もいると汗が滝のように出てくるのと同時に脳は生命の危機を感じ、交感神経が優位となり、心拍数や血圧が上昇します。そして、その後15度の水風呂に入ると今度は、その状況にまた脳が生命の危機を感じ、交感神経が優位の状態が継続します。

そしてその後、外気浴によって休息をとることで副交感神経が優位となり、脳がリラックス状態となり、クリアになっていく感覚を味わうことができます。これを俗に「ととのう」という状態になります。また、これらを行うことで、深部の体温が一時的に上昇し、数時間後に下がっていくので、そのタイミングで入眠すると質の高い睡眠効果が得られ、疲労回復がさらに進みます。

なお、外気浴では外に置いてある畳の上で寝転がりますが、しばらく休息した後、下半身のストレッチをしていきます。血流もよくなっていますし、ストレッチ効果も高まります。周りから見ると素っ裸(一応下は隠していますが・・)でストレッチをしている姿はかなり滑稽だろうと思いますが、人目を気にせず必ず行っています。外で素っ裸で行うストレッチはかなり癖になります!大丈夫だと思いますが、ここ以外では絶対しないでください!家でやると家族に嫌われますし、別のところでやると確実に連行されますので。(笑)

3 髪や体を洗う(10分)

温冷交代浴とサウナを終えると当然大量の汗をかいているので、一度頭と体をきれいに洗っていきます。体を洗う時には、体に痛みや違和感がないかを確認しながら手でマッサージしながら丁寧に洗っていきます。また、今日一日頑張ってくれた体に感謝の気持ちを込めながら行っています。

4 源泉湯入浴&ジェットバス(10分~15分)

後は完全にリラックスするための入浴になります。私が普段行く温泉施設は明石海峡大橋が一望できるので、その景色を見ながら、ゆっくりと源泉に浸かりリラックスします。ゆっくりと深呼吸しながら、温泉の匂いや流れる音に耳を傾けながら、今ここの感覚に意識を集中させる「マインドフルネス」を行います。これを行うことでより一層のリラックス効果と温泉による保温・保湿効果が図られます。その後、ジェットバスで腰や背筋など中心にマッサージを行います。

5 水風呂(20秒)

最後は短時間の水風呂です。最後に水風呂に入る意味は冷水により毛穴が閉じることで、保温効果を高めるためです。ただ、あまり長時間水風呂に入るとせっかくリラックスして副交感神経が優位になっているのに、交感神経が優位となってしまうので、さっと入ってさっと出るといった感じです。

これを通常は週1回必ず行っています。それぞれの意味や効果は上述した通りですが、私が一番大切だと感じていることは「自分と向き合う」ことだと思います。一つ一つのリカバリーを行いながら体の各部位や心の状態を確認することを丁寧に行っています。

温泉に来ている人の多くは友人と来ていたり、顔なじみの人と談笑している姿を多く見かけ、もちろんそれもこういう場所では大切なことですが、私自身は、友人と来たり他人と談笑したりすることはありません。私自身が対話する相手は他人ではなく自分自身なのですから。

最後は少し生真面目な話となってしまい、申し訳ありませんでしたが、何度も言いますが、これは誰でも簡単に安価でできる究極の若返りメソッドですので、是非できるものから実践していってください。

次回は今週の土曜日から自身が参加しているセンコーカップのレビューをお伝えします最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

※ブログの感想やご意見ご質問などを下記のコメント欄にいただけると嬉しいです。多少お時間をいただく場合はありますが、必ず返信させていただきます。

テニス人気ブログランキングに参加中です。よろしければワンクリックをお願いします!


テニスランキング