こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。11月に入り、今年もあと2か月になりました。年を取ると1年の経過が早く感じられるようになると言われますが、まさしくそれを実感しています。

私も今月で45歳になりますが、気づけば大学を卒業してからその倍以上の年数を生きたことに若干の衝撃を感じています(笑)幸い現在のところは心身のコンディションも良好なので、「昨日の自分を越えていく」をテーマにこれからも精進していきたいと思います。さて、今回は「試合に関するお悩み解決編」をお伝えしていきます。

お悩み

「試合になると緊張してしまい、自分の実力をだせないまま負けてしまうことが多い」

処方箋

「勝つことや目の前のポイントを取ることよりも、練習で取り組んでいることをどれくらい試合で表現できるかということに意識を向ける」

ポイント

1 試合は勝ち負けも大切だが、それ以上に自身の課題を発見できる場にすることが大切である

  →試合に勝つことも嬉しいが、それ以上に自分の成果や課題が見えた試合ができたときはさらに嬉しい

2 緊張するのは当たり前なので、その中でどれくらい自分のテニスができたのかを冷静に分析してみる

  →緊張する中でも少しずつでも自分のテニスができるようになった時、自分の成長を感じることができる

3 各ポイントに対して自分がどうトライできたかを考える癖をつける

  →ポイントを取った取られたのみで自分を判断せず、ポイントを取るために自分がどう取り組んだのかを考えることで、納得感が得られることができるようになる

4 試合が終わった後に自分の良かったところ(成果)と反省点(課題)を書き出してみる

  →結果よりも内容にフォーカスできるようになると、試合後の練習へのモティベーションも高まる

私も以前、試合は「勝つことが全て」「勝たなければ意味がない」と考えていた時期があり、そう考えていた時期は、試合が楽しいものでなく、苦しいものになっていました。試合内容も「目の前のポイントを取るため」のショットの選択となり、必然的に守備的でスケールの小さいテニスになっていました。

自分より格下の相手には負けないテニスでしたが、格上の相手には手も足も出ずに負けてしまうことも多く、試合が楽しいものではなかった記憶があります。

現在は、「練習で取り組んでいることをいかに試合で表現するか」ということにフォーカスしているので、試合をすることが楽しくなり、成績も飛躍的に向上しました。

もちろん、勝てない試合もありますが、自分の成果や課題に意識が向けられ、悔しさよりも納得感や次への期待が持てるように感じられることが多くなりました。極論ですが、試合に負けて命を取られるわけでも、二度とテニスができなくなるわけでもなく、自分次第で次のチャンスはまたやってくるのです。

冒頭でも述べましたが、私自身のテーマは「昨日の自分を越えていく」です。相手との勝ち負けよりも自分の成長に目を向けられるようになったと実感できるようになったころから本番で実力を発揮できるようになったと思います。これらのことを参考にしていただけると幸いです。さて、次回はお悩み解決編を一時中断し、週末の大会のレビューを行いたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!

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