こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。昨日、2か月ぶりの宿直業務があり、久しぶりに男子寮の宿直室で一晩過ごしました。宿直する職員は私以外にもう一名おられて、その方が、学園生の指導をメインでされるのですが、夜中に学園生の体調不良等の緊急事態が起こった時の対応として業務を行います。とは言っても、最近はそういう事態もほとんどなく、基本的には、寝泊まりするだけの仕事です。寝る前の学園生との会話や自室での読書など自分なりに楽しみながら宿直業務を行っています。また、環境が変わっても熟睡できることも遠征時においては大切なスキルですので、宿直業務もその練習ととらえています。

さて、38回の今回は「サーフェース別攻略法【コートの種類編】」についてお話します。ご存じのとおり、テニスコートは多種多様であり、それぞれのコートでの特性もあるので、それを理解しておかないと、試合中に戸惑って上手く試合のリズムがつかめないこともあります。もちろん大会前には、同様のサーフェースで練習することが多いですが、事前に特性を理解していた方が早くアジャストできます。まずは、コートの種類と特性についてお話ししていきます。

〇オムニコート

〇ハードコート

〇クレーコート(アンツーカー含む)

〇室内カーペットコート

〇体育館コート

〇グラスコート

それでは1つずつ簡単に特徴を説明していきます!

〇オムニコート

・日本では最も大会で多く使用されている人工芝のコートである

晴天時は跳ねて、雨天時では滑りやすくなる

・比較的ラリーが長くなる傾向がある

粘り強いストローカーに有利なコートである

〇ハードコート

・世界中で一般的に使用されているコートである

・同じハードコートであっても、表面のコーティングにより球速度が異なる

・硬い素材のためボールが高く跳ねやすく、完全な平面となるためイレギュラーバウンドしない

ライジングショットが打ちやすく、高く跳ねるサーブも有効になるコートである

〇クレーコート(アンツーカーコート)

・土を固めた地面の上に石灰石とレッドクレーを敷いたコートである

・バウンド後、ボールのスピードが落ちやすいため、長いラリーになりやすく、打ち合いに強い選手が有利である

・スピンがかかりやすいため、スピンをしっかりかけたショットが有効なコートである

〇室内カーペットコート

・じゅうたんのような素材を敷き詰めたコートである

・屋内練習場や室内コートを併設しているテニスクラブによくあるコートである

球足が速く、室内であることからも風の影響を受けないサーブ&ボレーヤーやスライスを多用するプレーヤーに有利である

〇体育館コート

・専用のコートはほとんどなく、板張りの体育館にテニス用にラインテープを張ってコートにしている

・摩擦がほとんどなく球足が非常に速いコートである

サーブ&ボレーなどのネットプレーヤーが有利である

〇グラスコート

天然芝を使用したコートで日本ではほぼ見かけることはないコートである

・芝のクッション性により、バウンドが高く弾まずに、勢いが落ちず弾速が早くなる傾向にある

・コートが荒れている場合はイレギュラーバウンドが起こりやすく、芝の種類によっては滑りやすい

私も過去に上記のコートで試合または練習をしたことがありますが、現在は上3つ(オムニ、ハード、クレー)がほとんどです。過去数年間の出場した大会で見るとおおよそオムニコート7割、ハードコート2割、クレーコート1割と言ったところです。ジュニアや学生、一般の大会では、もう少しハードコートの割合が高いと思いますが、ベテラン大会では雨天時に強いことやケガのリスクが低いことなどからほとんどがオムニコートです。

それでは次回は上記3つのコートのうち「オムニコート攻略法」についてお話ししていきます。最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!

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