こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。先日、全日本学生テニス選手権大会(通称インカレ)が終了し、男子シングルスで関西大学の松田康希選手が優勝しました。男子シングルスでの関西勢の優勝は22年ぶりだそうです。22年前の優勝者は私の1つ年下の權選手(近畿大学)でしたので、ほぼ四半世紀の長い間、優勝できていなかったのですね。同じ関西在住者としてとても嬉しいニュースでした。松田選手本当におめでとうございました!さて、16回の今回ですが、「モティベーション低下を招く3毒行為」についてお話ししていきます。
前回「モティベーションを高める5つのコツ」についてお話ししましたが、その大前提として、今日お話をする3つの行為を避けていく必要があります。自分の中では、これらのことを「モティベーションの低下を招く3毒行為」と名づけ、日常生活において、この3毒に侵されないように細心の注意を払っています。その3毒行為とは・・
1 事故
2 怪我
3 トラブル
言うまでもありませんが、高いモティベーションで質の高い練習を行うためには、身体的、精神的そして社会的にも完全に良好である必要があります。(WHOの健康の定義のようですが・・)そしてこの3毒に侵されると、確実に練習に対するモティベーションの低下を招きます。
1 事故
主に交通事故のことになります。事故を起こせば、移動手段である車やバイクが使えなくなることで、練習に支障がでます。また、事故の種類にもよりますが、単独であれば、自分の車両の修理費用だけで済みますが、対物や対人の場合は事故の過失割合によっては補償が必要な場合がありますし、たとえ、費用面が保険でカバーされたとしても、相手が怪我をしていたり、こちらの足元を見てくる相手だったりした場合、精神的なダメージも大きくなり、練習どころではなくなってきます。恥ずかしながら私も大学生だったころ、自分の過失で交通事故を起こし、精神的ダメージからしばらくの間、テニスコートに通えないことがありました。テニスコートでどれだけ調子がよくて大胆なプレーができても、ハンドルを握れば、調子に乗らず、慎重なプレー(運転)を心掛けていきたいと思います。
2 怪我
ここ数年は大きな怪我をしていませんが、過去には何度も肉離れ等で長期間、テニスができない時期がありました。そうなると大好きなテニスができないことによる、自身の生活の満足度や質が低下するだけでなく、ここまで練習やトレーニングによって積み上げてきた、心・技・体のスキルの低下も避けられません。それ以上に恐ろしいことが、練習やトレーニングの「習慣化」が崩れてしまうということです。私自身が今のパフォーマンスを維持できている大きな要因は、継続的に練習やトレーニングができていることで、これを崩壊させる「怪我」は絶対に」避けたい毒の1つです。
3 トラブル
トラブルとは、仕事上のトラブル、家庭内でのトラブル、人間関係のトラブルなど社会生活を送っていく中で、幾度となくぶち当たる自分にとっての障壁です。ある程度の障壁はそれを乗り越えることで、自分自身の成長につながる場合もありますが、大きすぎる障壁は自分の精神生活を破壊します。
私も5年ほど前に仕事上でのトラブルで、約1か月間ほとんど食事ができないほど精神的に追い詰められた時期がありました。今でも思い出したくない程、精神的に疲弊し、地獄のような日々でした。もちろんテニスどころではありませんでした。その後、そのトラブルも解決し、今は充実した仕事生活を送れていますが、あの時の苦しみは一生忘れられないつらい思い出となっています。
その他にも、配偶者や子どもとの関係不和からくる家庭内のトラブル、他者との人間関係のトラブルなどがありますが、これら一連の「トラブル」には自分が頑張っていることをものすごく小さく、つまらなく感じてさせてしまい、自己肯定感を著しく低下させる「負のパワー」をもっています。自分の中では、3毒の中で最も遠ざけたいものになります。
私は普段から「事故・怪我・トラブル」の3毒行為を起こさない!と自分に言い聞かせています。人生には必要な困難もあれば、避けるべき困難もあります。この3毒行為はもちろん避けるべき困難で、そのための努力は惜しまないようにしています。さて、次回は私が最も避けたい3毒行為の「トラブル」に関連して「テニスと家庭生活の両立」についてお話しします。最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!
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