こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。楽しい週末はあっという間に終わり、また1週間が始まっています。昨日、息子は2泊3日のテニス合宿に出かけていきましたが、楽しみ過ぎて朝からかなりハイテンションでした。そんな息子を見て羨ましくもあり、そんな気持ちを忘れてはいけないと感じさせられました。さて、15回の今回は「モティベーションを高める5つのコツ」についてお話ししていきます。
私が最近よく聞かれることに「どうやってそのモティベーションを保っているのですか」ということがあります。単純にテニスが好きだからということなのでしょうが、具体的に答えるとしたら下記の5つが挙げられます。
1 明確な目標設定をせず、結果にも執着しない
2 トレーニングや練習を完全に習慣化する
3 ワクワク感を大切にする
4 トレーニングや練習後の小さな快体験を大切にする
5 自分自身の成長に敏感になる
以上です。それでは1~5について簡単に説明していきますね。
1 明確な目標設定をせず、結果にも執着しない
いきなり意外な答えかもしれませんが、目標達成や結果のみを追い求めると、目標達成や結果の良し悪しで自分の成果や取り組みを判断してしまいます。目標というと「~大会で優勝する」「~に勝つ」というようなことになると思いますが、そういった目標設定はしていません。出場する大会で勝つことはもちろん大切なのですが、それよりも「自分がトライしていることを本番で表現する」ことを重視しています。自分がトライしていることが試合で出すことができれば、結果はどうであれ、満足感や充実感を与えてくれます。それがモティベーション向上につながっていきます。
2 トレーニングや練習を完全に習慣化する
私の1週間の練習スケジュールを客観的に見てみると、(詳しくは「5 テニスが強くなるtetujin式トレーニング」https://gto771109.com/tore-ningu/ をご覧ださい。)ベテラン選手にしてはかなりハードであると思います。しかし、完全に習慣化しているお陰で、全く苦になりません。私にとって練習やトレーニングは極端なことを言えば歯磨きをするのと同じ感覚です。
3 ワクワク感を大切にする
毎回の練習ごとにテーマをもって取り組むことでマンネリ化を防ぎ、ワクワク感をもって練習しています。(詳しくは「10 テニスノート」https://gto771109.com/tenisuno-to/ をご覧ださい。)また、本番の試合でも、「この試合で自分はどんなプレーができるだろうか」と自分に対していつもワクワク感があります。
4 トレーニングや練習後の小さな快体験を大切にする
これは、習慣化につなげるコツでもありますが、練習やトレーニングを行った後に小さな楽しみを用意しておくことです。例えば、練習やトレーニングは午前中に終えてしまうので、午後から家族とお出かけする、美味しいものを食べに行く、ゆっくり温泉に行く、息子とゲームをするなどです。ハードな練習やトレーニングと小さな楽しみをセットにすることで脳がそれらの体験をまとめて「快」と感じ、練習やトレーニングに対する抵抗感がなくなります。これは脳科学的にも実証されている習慣化するためのテクニックです
5 自分自身の小さな成長にも敏感になる
練習やトレーニングをすることで、心身が鍛えられて強くなっていきます。これまで打てなかったショットが打てるようになった。追いつけなかったボールに追いつけるようになった。大事なポイントでも強気でトライできるようなった。など、自分自身の小さな成長に喜びを感じることです。また、トレーニングや食事管理を徹底していくと無駄な肉がそげ落とされ、見た目にも筋肉質で美しい体型になっていき、アスリートとしての自信も増していきます。そういった内的、外的な変化や成長に目を向けていくことで自身の取り組みを肯定的に捉えることができ、モティベーション向上につながっていきます。
1~5で簡単に説明させていただきましたが、モティベーションの向上のためのキーワードは、「結果よりもプロセス」「習慣化」「ワクワク感」「小さな快体験」「成長に喜びを感じる」といったことになります。これは、テニスだけでなく、他のスポーツやビジネスにおいても活かせる考え方だと思いますので、ぜひ実践してください!
次回は「モティベーション低下を招いてしまう3つの行為」についてお話しします。最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!
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