こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。今年に入ってはや2か月がたちました。まだまだ寒い日が続きますが、日によっては暖かい日もあって春の訪れを少しずつ感じられるようになりました。2月は大会もなく、練習とトーニングにしっかり時間をかけられました。3月からは毎月1回ないし2回は大会があるので、それに向けてしっかりと調整していきたいと思います。

今回は鉄人式若返りメソッド【好奇心編】をお話ししていきます。子どもを見ていると本当にうらやましくなることがあります。大人が全く気にとめない、何気ない風景や物にも興味を示し、自分のやりたいことやほしいものを素直に口に出せる。彼らを見ていると毎日が新しいものにあふれ、刺激的な毎日なんだろうなと思ってしまいます。

大人は現実世界を通じて、自分ができることとできないことの限界を見定めていき、そして、自らの欲求や願望を心に閉じ込めて、日々淡々と自分のやるべきことをこなしていく人が多いように思います。自分も職業柄若い子たちと接する機会があり、彼らの進路のことや将来のことについての相談に乗ることも多いのですが、その時についつい言ってしまうことがあります。

「君たちは若いからこれからいろんな経験ができる。だから若いうちにどんどんチャレンジして失敗したらいいんだよ。大人になったらそれがなかなかできなくなるからね。」そう言った後にふと「あれ?大人ってチャレンジしたらダメなのかな?」と自問自答してしまうことがあります。

自分自身の中にも無意識に大人は失敗せずに、無難に生活するものだと考えているのだと思います。人間が老いていく一番の原因は新しいことにチャレンジしなくなった時だと言います。肉体は必ず老いていきますが、心は気持ちの持ちようでいつまでも若く入れるものだと思います。そういう意味では、年をとっても「好奇心」はいつまでも持ち続けたいものですね。

さて、前置きが長くなりましたが、私が実践している心の若返りの上で大切なことをお伝えします。まずは実践しているうえでの大前提ですが・・

自分の心がワクワクすることに時間とお金を投資すること

です。それでは具体的にお伝えします。

1 練習、トレーニング、試合の計画を立てる

2 旅行計画を立てる

3 非日常的な計画を立てる

4 ライフプランについて考える

5 キャリアプランについて考える

1つずつ簡単に説明していきます。

1 練習、トレーニング、試合の計画を立てる

これは日常で行っている自分のワクワクタイムです。スケジュール帳を開いて、いつ、誰と、どこで、どんな練習をするのか、トレーニングの強度や内容をどうするのかどの試合にエントリーするのかということを1カ月以上前から計画していきます。

直前になると何時から何時まで練習して、帰ってトレーニングして、リカバリーして、食事してなど細かく計画を立てていきます。天候の関係でアウトドアの練習が難しいと分かった段階で、早めに別の練習相手に連絡をして、インドアで練習ができるように段取りしていきます。テニスが強くなるためにはこの「計画力」「段取り力」が必須ですが、それ以前にテニスが大好きな自分にとってはこの時間が一番楽しくワクワクする時間です。

2 旅行計画を立てる

日常生活の中心は今のところテニスが中心ですが、私が好きなことの一つに旅行があります。コロナ禍で、少し控えていた時期もありましたが、現在でも長期休暇中に家族で旅行に行っています。これも、テニスの計画と同じですが、いつ、どこに、どれくらいの期間、何をするのかということを家族と相談しながらある程度綿密に計画していきます。

人がワクワクする気持ちは、実際の旅行中よりも計画中の方が大きいようで、それはとても納得できることだと思います。旅行計画ができるだけ早くすることでワクワク感が長く続きますし、航空券などは、早めに購入したほうが安くなることがほとんどですので、できるだけ早く(遅くとも3か月前)計画することをお勧めします。

ただ、私が(おそらくここまで考えているのは自分だけだと思いますが・・)気をつけていることは、試合が被らないことは当然として、できる限り練習やトレーニング計画に支障のない期間に計画するようにしています。旅行直前に練習やトレーニングでしっかり追い込んで、旅行期間中に体と心のリカバリーをして、家族とのコミュニケーションを図るそういう一石二鳥の旅行計画をワクワクしながら立てています。

3 非日常的な計画を立てる

自分の1週間の練習やトレーニング、そしてリカバリーから食事までのルーティーンは試合期間を除いてほぼ決まっています。そうすることで、継続的に練習やトレーニング、リカバリーを行うことができますし、正しい食習慣を身につけることもできます。また、あれこれ考える必要がないので、時短にもなります。

ただ、同じ生活をずっと続けていくことは、モティベーションの低下となりますし、練習やトレーニングがやっつけ仕事的になってしまうと元も子もありません。そうならないように、定期的に生活にスパイスを与えるために、非日常的な計画を立てていきます。

具体的には、普段会えない人に会う、夫婦で食事に行く、いつもと違う場所で練習する、日帰り旅行をする、買い物に行くなどです。少しいつもの生活と違うことをしてみたり、ルーティーンの枠からはみ出していくことで、生活に張りが出て、新たなモティベーションを得ることにもつながっていきます。これも大前提としては、自分の心がワクワクすることです。計画段階で面倒くさいなとか、時間がもったいないなと思ったらその時点でそれをしないようにしています。

4 ライフプランについて考える

普段から妻と今後の生活をもっと楽しく、ワクワクするものにするものしていくためにはどうしたいかということについて話し合っています。と言ってもそんなに大真面目に話しているわけでもありませんが、子どものこと、親のこと、二人の今後のことなどを絡めてお互いが気になった時に気軽に話をするようにしています。

今はお互い仕事をしていますので、1日の時間の多くを仕事に充てているわけですが、仕事から離れる生活が始まれば、1日ほぼすべての時間を自分や家族のために使えるわけです。普段からそうなった時にある程度こういう生活がしたいなと考えておくことは大切なことだと思います。

それは自分にとって必要であると同時に、おそらく長い時間を共にしていく妻とも考え方を共有する必要があるからです。ちなみに自分が将来的にやりたいことは、月並みですが、日本中を旅していきたいことですね。ただ、テニスがないと面白くないので、テニスの試合を転戦しながら北へ南へいろんなところに、訪れ、テニスの試合をして、現地のおいしいものを食べて、温泉につかって、旅館でゆっくりして・・。最高だと思いませんか?是非実現したいですが、まずは妻に理解してもらうところからですね(笑)

5 キャリアプランについて考える

最後はキャリアプランについてです。現在私は県立のフリースクールで働いています。今の職場は自宅からも15分ほどのところにあり、ほとんど残業もない(しない)ので、テニスと両立していくには最高の環境にあると思います。また、職務内容もやりがいを感じられ、仕事上のストレスも以前の職場と比べれば少なく、また公務員という立場上、給料も安定しており、福利厚生も充実しています。

今の待遇に全く不満はないのですが、「自分しかできない仕事は何だろう」ということは常に考えています。会社員や公務員は基本的には、言い方は悪いですが、組織の歯車です。自分がいなくなっても代わりの人はいくらでもいる職種です。そういう事実に虚しさを感じることもあります。

こういう事実を受け入れ、割り切って定年まで過ごすのも一つですし、起業や転職をして自分しかできないサービスを提供していくことも一つです。キャリアプランを考えるにあたっては、定年まで勤める以外の選択肢を常に模索しています。もちろん一番のハードルは妻を説得することですが(笑)それも含めて普段から夫婦間のコミュニケーションをとっておくということはとても大切なことだと感じています。

人生は一度きりです。そして、残された時間は一刻一刻少なくなっていきます。大人ということはもちろんいろんな制約やしがらみがありますが、自分らしく、自分のワクワクすることに残された大切な時間を使っていきたいなと考えています。「体は老いてもいつまでも少年のような心を持っていたい」そんな人生を歩んでいきたいですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!

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