こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。季節もようやく秋めいてきて(日中はまだ暑いですが・・)テニスをするのに一番いい季節になってきました。

前回お伝えした通り、先々週から日本スポーツマスターズが開催され、(結果は準優勝)先週末は姫路市民大会(一般S級シングルス)が始まり、1回戦、準々決勝と試合をこなしました。

今週末の日曜日に残りの試合が行われ、それが終わるといよいよ来週の火曜日から全日本ベテランが始まりますが、本日はそれに向けての心境や現在の状態などを語っていきたいと思います。

〇日本スポーツマスターズ

9月20日(土)~23日(火)まで愛媛県松山市で開催されました。結果は先に述べた通り、準優勝で、優勝にはあと一歩届きませんでしたが、自分より1回り以上若い選手(マスターズシングルスは35歳以上)の中に入って、自分の持ち味を十分に発揮し、決勝まで進めたことは、結果内容ともに非常に満足しています。

しかも、今回の大会はこれまでの大会とは一味違った楽しみ方もできました。通常の遠征を伴う大会に出場する場合は、会場とホテルの往復が基本で、観光などはいかないのですが、今回が最後のマスターズと決めていたこともあって、試合の合間の観光も楽しもうと考えていました。

土曜日の午前中に予選リーグの2試合を終えた後、3試合目が日曜日の午後からということもあり、いったん神戸に戻って、その日は自宅で休んで、日曜日の午前中に妻と一緒に再び愛媛に戻ってきました。

大会期間中に神戸と愛媛の往復(片道300キロ、4時間)をするなんて、コンディション面から考えてもあり得ない行動でしたが、現地で試合終了後に妻と一緒に観光をしたり、地元の美味しい食事をしたりするなど違った意味でのチャレンジがこの大会自体をとても面白くしました。

日曜日の午後に無事に会場に到着し、予選リーグ3試合目も勝利し、月曜日からの決勝トーナメントに進むことができました。決勝トーナメントの初戦の相手は、石川県代表の選手で、予選リーグで35歳以上の全日本ベテランにも出場経験のあるシード選手に簡単に勝っていました。

私はシードのため、決勝トーナメント1回戦はなく、2回戦(準々決勝)からの出場でした。予想通り、石川県代表の選手が滋賀県代表の選手に勝って準々決勝に進んできました。

今年からのマスターズ出場選手(つまり35歳)であり、一つ一つのショットが非常にパワフルで勢いもありました。受け身になっては勝ち目はありませんが、真正面から打ち合っても分が悪いと考えていましたので、うまく緩急をつけること、1球でも多く相手に打たせること、サービスの確率を上げることなどを考えてプレーしました。

序盤の球際のところで粘り強く返球していったことで相手のミスを誘って3-0、その後キープが続いて6-3となりうまくゲームを進めることができました。

6-4からの自身のサービスゲームで40-0から4ポイントを取られ、6-5となりましたが、すぐにブレークバックし、7-5とすると最後のゲームもいいサーブが入って8-5で勝利しました。

準決勝の相手は兵庫県の大学を卒業した39歳の大分県代表の選手でした。この選手も予選でシード選手に6-0で完勝し、全勝で決勝トーナメントに進み、準々決勝も大幅にリードを奪ったところで相手選手が棄権し、準決勝に勝ち上がっていました。

タイプ的には準々決勝の相手と同じようにハードヒットをベースにゲームを作ってくる相手でしたので、私的には、それほどやりにくさを感じてはいませんでした。

序盤2ゲームは相手選手の素晴らしいショットに対応できず0-2となりましたが、徐々にペースを掴み、要所でノーアドバンテージも取ることができ、7ゲーム連取し、完全に試合の流れを掴むことができました。結果8-4で勝利し、決勝進出を決めました。

決勝戦の相手は福岡県代表の選手で、予選リーグで前年度の本大会の優勝者、決勝トーナメントの準々決勝では第2シードの選手にも競り勝って決勝まで勝ち上がって来ていました。

これまでの対戦相手とは違って、ストロークミスが少なく、うまく嵌めてミスをさせるという展開が取りにくいと考えていましたので、粘り合いではなく、こちらから先に積極的に攻撃を仕掛けていく展開に勝機を見出そうとしました。

彼も今年からのマスターズできる35歳の選手で、想像以上にディフェンス力やボールの勢いがあり、思ったような展開が取れず、前半に2ゲーム連続してノーアドバンテージを落とすなどしてペースを握られ、結局3-8で負けました。

力関係で上位の選手と対戦する際に、序盤でいかに競り合った展開に持っていくかということが勝つために必須条件ですが、そこができなかったのが敗因だと分析しています。

ただ、敗色濃厚だった1-7の0-30から2ゲームを取り返したことが、どんな状況であっても最後まで諦めずプレーできるという自分のメンタルの強さも同時に確認でき、有意義な大会であったと感じています。

〇姫路市民大会(S級シングルス)

日本スポーツマスターズを23日(火)に終えた後の週末の9月28日(日)と次週の10月5日(日)に昨年優勝した姫路市民大会に出場しています。初日の28日(日)は、初戦、準々決勝ともに8-4で勝って準決勝に進出しました。

日本スポーツマスターズよりはレベルは落ちますが、出場選手全体のレベルは高く、全く油断できない大会です。初日の準々決勝の相手は普段から一緒に練習している同士でもあり、本大会で2年前に優勝経験のある選手で、かなりの苦戦が予想されました。

予想通りの試合展開になり、各ゲームとも非常に競り合いましたが、ノーアドバンテージをうまく取れることができ、序盤をリードを奪えたことで、何とか逃げ切ることができました。

来週の準決勝の相手も20代の若い選手で簡単にはいかないと思いますが、全力を尽くしていきたいと思っています。

〇全日本ベテランに向けて

このように9月中旬から毎週のように休みなく試合が続いていますが、大きな目標としていた日本スポーツマスターズで準優勝という結果を残せ、姫路市民大会でも現在のところ準決勝まで勝ち進むことができています。

最終目標は全日本ベテランの2連覇ということになりますが、それに向けてとてもいい調整やトレーニングができていると思います。

4月の中旬から感じていたストロークの違和感や不調もほぼ完全に克服し、昨年よりもいい状態で福岡に入ることができそうです。

いつもそうですが、結果として「勝つ」ことは目標としていますが、それ以上に「練習でトライしてきたことをコートで表現する」ということを大切にしています。

大会に向けて最後までしっかりと調整し、結果内容ともに満足できるよう頑張っていきます!

最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!

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