こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。前回までセンコーカップのレビューを4回にわたってお話してきましたが、今回から若返りメソッド編に戻っていきたいと思います。今回は「体のメンテナンス」という話題でお伝えしますが、前回の若返りメソッドでお話ししている内容と多少重複することもありますが、ご了承ください。

早速ですが、「メンテナンス」は英語の「maintenance」からきており、「維持」「持続」「保守」「保全」などの意味があります。私たちの体は日々様々なストレスにさらされており、心身ともにダメージを受けています。若い時であればハードな練習やトレーニングをしても寝て起きれば大抵の場合は体力や気力も回復していますし、それほどメンテナンスを意識していなくても、体に不調が起きることはありませんが、年をとればとるほどしっかりとメンテナンスをしてあげないと体は(心も)思うように動いてくれません。

私たちが普段使っている車でも新車の時は快調で多少雑な乗り方をしてもすぐに壊れたりすることはありませんが、5万キロ10万キロと走っていくにしたがって、いろんなトラブルが多くなってきます。同じ10万キロの車でもバッテリーやオイル関係をこまめに交換している車と何もしていない車とでは、車のコンディションに大きな違いが出てくるのは当たり前のことだと思います。車に乗っている方で1年も2年もオイル交換をしないという人はほとんどいないと思いますが、自分の体のメンテナンスになると結構ほったらかしにしている方が多いのではないでしょうか。

アメリカの大富豪で、かの有名なウォーレン・バフェット氏はこのように言っています。「自分の体は一生乗り換えられない車に乗っているようなものである。」車は壊れればお金を出せさせすれば、新しい車と交換できますが、自分の体が調子悪くなったからと言って、新しい体と交換することはできません。ちなみに私は今年で46歳になるので、車でいうともう10万キロオーバーくらいはいっているかなと思いますが、日々のメンテナンスを丁寧に行っているおかげで、まだまだ絶好調です。それでは体のメンテナンスを車に例えてお話ししていきます。

1 正しい燃料を入れる(ガソリン車にはガソリンをディーゼル車には軽油を)

→正しい食事を摂る

・低糖質高たんぱく食中心の食生活を心がける

・野菜、果物をしっかり摂る

・体を糖化、酸化させる食品(揚げ物、加工食品等)は極力摂らない

2 こまめにオイル交換などを行う

→新陳代謝を積極的に図る

・毎週1回は温泉施設に通って温冷交代浴やサウナなどでリカバリーを行う

・毎週1回はプールトレーニング(水中歩行等)で血行促進を図る

・定期的にトレーニングを行い、体の組織を新しくする

3 必要な部品の交換や補充を行う

→大きなトラブル(ケガ等)を未然に防ぐ

・睡眠時間をしっかり確保し(7~8時間)体力の回復を図る

・練習後はアイシングやコンディションクリームを塗る

・毎日マッサージ器を使用し、疲労回復を図る

4 日常点検並びに定期点検を行う

→体の不調(痛み)をいち早く発見する

・起床後に昨晩しっかり眠れたか、体の痛みはないかを確認する

・練習前のダイナミックストレッチで体の違和感がないかを確認する

・各種検診(人間ドッグ、歯科検診等)を定期的に受診する

5 3K(急加速、急発進、急ブレーキ)を避け安全運転に心がける

→体を酷使しすぎない

・トレーニングや練習において、少し物足りないくらいでやめておく

・自分の限界を知り、決して無茶はしない

・睡眠時間をしっかり確保する(7~8時間)

・「事故、ケガ、トラブル」の3毒には十分注意して生活する

6 コーティングや日々の洗車を行い、ボディのコンディションを整える

→体を外部のストレスから守ったり、清潔を保つことを心がける

・練習時には夏場以外でも日焼け止めを塗る

・起床後(または練習後)と帰宅後に入浴し、体を清潔に保つ

1~6の項目ですが、車を日常的に使用されている方にとっては、当たり前に行われていることではないでしょうか。特に1番の正しい燃料を入れるなんて当たり前すぎて、怒られそうですが、自分自身の体に本当に必要な正しい燃料を入れている人がどれくらいいるでしょうか。

現代社会は飽食の時代であり、好きな物が好きな時に手軽に食べられるようになりました。24時間オープンしているコンビニ行けば、夜中や早朝であっても美味しい総菜や弁当、スイーツが所狭しと並べられており、食べたいものにたどり着けずに困るようなことはまずありません。ただ、その中で、本当に体に必要な、体に害の少ない食品がどれくらいあるでしょうか。

現代人の死亡原因の上位にはガン、脳卒中、心臓病が並び、これらすべて生活習慣病と言われています。生活習慣病は食習慣が一番大きな要因と言われています。人間の体は間違った燃料(正しくない食事)を入れても車のようにすぐに壊れることはありませんが、長期間それが続くと体調に異変が起きてきます。つまり間違った食習慣は少しずつ私たちの体を蝕んでいき、老化を早め、病気に対する抵抗力を弱めてしまいます。

少しネガティブなことをお話ししましたが、食習慣を変え、自分の体に愛情を持って日々のメンテナンスを丁寧に行ってやることで自分の体は確実に若返ります。テニスにおいては、これまでできなかったプレーや動きができるようになり、パフォーマンスが向上します。そして日常生活においても若返ることで、これまで疲れてできなかったことがどんどんできるようになり、人生の質が向上します。まさしく私はそれを実感しながら生活しています。

先日も、大学卒の社会人選手と練習する機会があり、2対1やポイント練習を行いました。彼は、大学を卒業してから、仕事が忙しく定期的なトレーニングができていないとのことでしたが、練習が進むにつれて息が上がり、動きが悪くなっていきましたが、同じ練習をしている45歳の自分は、自分の限界値の範囲内で余裕を持って練習をこなすことができ、自分の体の状態の良さと同時に日々のメンテナンスの大切さを改めて感じました。まだまだ自分の体の状態はよくなる!そう感じています。

自身の体を自分の愛車のように愛情を持って丁寧にメンテナンスしてあげてください。そうすれば自分の体はそれに応えて健康的で若返った体に蘇らせてくれます。少しでも参考にしていただければ幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。次回は「鉄人式若返りメソッド(メンテナンス編PART2)」として「心のメンテナンス」についてお話ししていきたいと思います。次回もよろしくお願いします!

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