こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。ワールドカップが非常に盛り上がっていますね。現在の日本代表はドイツに勝ってコスタリカに負けの1勝1敗。負けを予想されていたドイツに勝ち、勝ちを予想されていたコスタリカに負け、本当に勝負は分からないなと感じています。
団体種目のサッカーと個人種目のテニスは、性質が違うとは言え、サッカーであっても場面場面では個人対個人の戦い。そこに気持ちの押し引きもあり、参考になる部分もあります。「最後は気持ちの部分」が大切。サッカー日本代表選手からもそういう部分をしっかり見習って自分のプレーにも生かしていきたいですね。さて、80回目の今回から「鉄人式若返りメソッド」についてお話ししていきます。
1 はじめに
年齢を重ねることで一番意識せざるを得ないことは、多くの人が「体力の衰え」ではないでしょうか。もちろん私自身もそうでした。10代や20代前半では、1日中の長時間練習にも十分耐えることができましたし、試合でも試合時間が長くなればなるほど、元気がでるような選手でした。当時一緒に練習していた30代の選手が、体力がなくなってきたことを嘆いていましたが、その意味がよく分かりませんでした。
しかし、自分自身も20代後半を迎えたある大会で3セットマッチのファイナルセットで突然足が動かなくなり、逆転負けをしたことがありました。その時に初めて体力の衰えを実感しました。その後も年齢を重ねるに従ってみるみる体力が低下し、ほとんど練習やトレーニングをしていなかった30代半ば過ぎにもなると15分程度のストローク練習でさえも途中で息が上がってしまい、休憩せざるを得ない状態でした。
そんな状態でシングルスがまともにできる体でもなく、37歳の時に初めて出たベテランJOP大会(E1)では2回戦であっさりと負けて、「シングルスはこれっきりにしよう」と自分中で引退宣言までしていました(笑)それから8年という月日が経ち、現在45歳になりました。
このブログでもお伝えしているとおり、40歳から食事や睡眠などの日々の生活習慣を見直しトレーニングや練習も少しずつ強度を上げていきました。本当にスモールステップで階段を上ってきたつもりでしたが、いつの間にか大きな成果となり、数多くのベテランJOP大会で優勝し、年齢別で日本ランキングで1位になりました。そしてベテラン大会だけでなく、一般の大会でも勝てるようになり、先日は全国スポーツ祭典テニス大会(一般の部)で大会史上最年長で優勝することができました。
なぜこの大会で優勝できたのかということを考えてみた時、その答えは間違いなく「体力」にあったと思います。1日5試合、5セット、試合時間5時間以上のハードなトリプル5となりましたが、最後まで体力や動きが落ちることなく、試合をやり切り勝利しました。
これは8年前の自分では考えられないことでした。8年前なら1試合目の3ゲーム目くらいで体力切れを起こしてあっさり負けていたと思います。というより県の代表すら選ばれていないですけど(笑)しかも、ハードな試合を夜遅くまでこなしたにもかかわらず、翌朝も疲労感や筋肉痛もなく、すっきり目覚め「本当に自分って45歳!?」と自分でも驚いたくらいです。
スポーツで成果を上げるうえで大切なこととして「心・技・体」ということがよく言われますが、大切な順番から言うと「心・技・体」ではなく「体・技・心」です。技術や精神力はそれを支える体力がなければ発揮できません。いくらラケットワークが優れていても、メンタルタフネスであっても最後まで試合をやりきる体力がなければ、試合には勝つことはできません。兎にも角にも体力がなければ何も始まらないのです。
私事ですが、先ほど申し上げた通り、実年齢は45歳ですが、体年齢は20代をキープしています。身長が169mで体重57kg体脂肪率8%これが今の自分の体の状態です。老化に抗うと意味で使われる「アンチエイジング」という言葉がありますが、私の場合は「アンチエイジング」ではなく、体が老化と逆行し若返る「リバースエイジング」という言葉の方がぴったりきます。
子どものころよく見ていた「ドラゴンボール」というアニメがありましたが、その中で主人公の孫悟空と戦うことになる老齢のピッコロ大魔王が、ドラゴンボールを7つ集めて神龍に「若返り」をお願いし、大幅にパワーアップしたことがありました。(分かりにくくてすみません!)まさしくそんな感覚です。
ボールを捉える技術や経験、メンタルの安定感が加齢によって向上するのに加えて、本来衰えるはずの体が若返れば、パワーアップできるのは当然です。もちろん私は神龍にお願いしたわけでも若返りの薬を使ったわけでもなく、日々の生活で若返りメソッドを実践し、若い体を手に入れました。さて、次に若い体を手に入れたメリット(テニス以外)についてお話ししていきます。
2 若返りのメリット10選
➀疲れにくくなる
⓶病気にならない
➂行動的になる
④姿勢(スタイル)がよくなる
⑤思考力、創造力が増す
⑥仕事の処理速度が増す
⑦プライベートが充実する
⑧健康診断で引っかかることがない
⑨人生の充実度が増す
⑩自己肯定感が増す
私が感じている若返りのメリットは上記の通りですが、そのなかでも特に大きなメリットはとにかく疲れにくくなるということです。例えば下記は私のある一日の行動(仕事は遅勤務)です
4;50 起床、身支度
5:00 家事、朝食
5:50 出発
6:00 練習開始
8:00 練習終了、自宅へ
8:10 リカバリー、家事等
10:00 トレーニング(筋トレ、ランニング)
11:00 帰宅、昼食、仕事の準備
12:00 出発
12:30 到着、仕事開始
21:30 仕事終了
22:00 自宅到着
といったハードスケジュールも全く問題なくこなすことができます。ちなみに現在の仕事は事務仕事ではなく、農作業やスポーツの指導などの体を動かすことが中心なので、普通なら仕事だけでへとへとになってしまうのですが、体力があるお陰で、その仕事すら楽しむ余裕があります。
また、体力的に余裕があるので、思考力や創造力も増して仕事の処理速度も上がり、残業することもほとんどなく定時で仕事を終えて18時頃には自宅へ帰ってくることができます。そのため帰宅後の時間を家族との団らんや自己投資に使うことができ、生活の質も大きく向上しました。次に若返りメソッド10選について紹介します。
3 若返りメソッド10選
➀食事
⓶運動(トレーニング)
➂睡眠
④リカバリー
⑤メンテナンス
⑥好奇心
⑦行動力
⑧ポジティブシンキング
⑨自分時間
⑩つながり
次回以降この若返りメソッド10選について一つずつお話ししていきます。私はこれらを苦行のごとく続けているのではなく、「楽しんで」続けています。理由は言うまでもありませんが、苦しいことつらいことでは、いくら若返るというメリットがあっても続けることができません。一つ一つの取り組みを楽しみながらやりながら効果を実感してさらに楽しくなるという「ダブルの楽しみ」を享受して生活しています。
長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。次回は「鉄人式若返りメソッド(食事編)」についてお話ししていきます。
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