こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。今回のブログで31回目となりました。８月９日からスタートした本ブログですが、本日でちょうど１か月、ここまでなんとか１日１本投稿し続けています。最初は週に２，３本上げられたらいいなと思っていましたが、毎日投稿することで、このブログがすっかり自分のライフスタイルの中に入り込んでしまったようです。まだまだ温めているネタもあって、もう少しこのペースで頑張れそうですので今後ともよろしくお願いします！さて、今回は「大会に向けての準備【調整編ＰＲＡＴ１】」についてお話ししていきます。
前回１か月前にしておくべき確認事項や準備についてお話ししました。この時点で試合に向けて、環境（外部）要因に関する不安要素はある程度取り除いた状態となっています。あとは、本番に向けて、心技体のピーキングをいかに行っていくかということになります。私自身が実践しているピーキング法は以下のとおりです。
１ 基本的には、普段通りに生活をすることを心掛け、心身に過度なプレッシャーをかけない
２ 本番１週間前から練習量やトレーニングの負荷を調整していく
３ 本番に向けて技術的な部分のまとめを行っていく。
４ 練習では、課題解決練習から仮想本番練習へと切り替えていく
５ １球１球の感度をより高めていく
６ 最後の練習の時にやり切った感＝ワクワク感を持って終える
１ 基本的には、普段通りに生活をすることを心掛け、心身に過度なプレッシャーをかけない
試合に向けて私が大切にしていることは、「いつもどおり」を続けるということです。もちろん試合直前になると自然に気持ちが高ぶったり、緊張を感じたりすることはありますが、意図的にそのような精神状態に持っていくことはありません。
その大きな理由は感情の高まりが続くと、自律神経のバランスが崩れ（神経が興奮すると交感神経が優位な状態が続きます）、食欲や睡眠などの生理的な部分に影響が出ることがあり、体調を整えることが難しくなるからです。本番で実力を発揮するためには、技術的にもメンタル的にも「いつもどおり」の状態でコートに入ることが自分の中でのベストコンディションであると考えています。そのために普段通りに練習し、普段通りにリカバリーし、普段通りに食事や睡眠をとることを意識して取り組んでいます。
２ 本番１週間前から練習量やトレーニングの負荷を調整していく
上記でお伝えした通り、試合に向けて意図的に気持ちを高ぶらせたり、テンションを上げたりしていくことは基本的にしません、というより私にはそういう技術がなく、できないと言った方が正確かと思います。その変わりに練習量やトレーニングの負荷を調整して、体の状態をベストの状態に持っていくようにしています。
具体的に言うと、１週間前までは、通常の練習とトレーニングのメニューを行い、（詳しくは「５ テニスが強くなるtetujin式トレーニング」https://gto771109.com/tore-ningu/ をご覧ださい。）１週間前からはトレーニング量を減らしていき、３日前までは６割程度に、３日前から本番までは基本的に負荷をかけてのトレーニングは行わないようにします。練習量についても、１週間前からは基本的に2時間を超えないようにし、前日は１時間程度で終わるようにします。もう少し練習したいなという気持ちを持って終えることがポイントです。こうすることで、体の疲れが全くない状態で初戦からエンジン全開で試合に臨むことができるようになります。
３ 本番に向けて技術的な部分のまとめを行っていく。
私が試合での最大の目標は「自分が練習でトライしてきたことを本番で表現する」ということです。この目標は、時と場合によりますが「試合で勝つ」ことよりも上位に位置しています。ただ、練習でほとんどうまくいかない、試合で使えるほどの精度がない、あるいはショットの状態が悪いなどのことは理解しておかないと本番での判断ミスにつながってしまいます。
本番に向けて１～２週間前くらいまでには、本番で十分に使えるショット、使うにはまだまだ精度が足りない、または状態が良くないショットを見極め、練習の中で、それらを試合の中でトライできる状態に持っていくこと、つまり技術的なまとめを行っていきます。
具体的には、バックハンドのダウンザラインを練習していたが、マッチ練習等でもサイドアウトやネットが多く、本番でもトライできるほどの精度ではないと判断した場合は、クロス中心の展開を意識してラリーする、あるいは、ネットとサイドアウトはしないよう、相手のフォアハンド（右利き）を打たせるような返球を心掛けるなど、技術的、戦術的に試合で使えるような形にまとめていくということです。
参考にしていただければ幸いです。残りはＰＡＲＴ２でお話しします。最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします！
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