こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。私事ですが、8月15日に更新されたベテランJOPランキング(40歳以上の部7月末付)において初めて1位になりました!これまでのテニス人生で全国的には全く無名だった自分でしたが、40歳からテニスと真剣に向き合う日々を過ごし、一歩一歩確実に階段を上り続けて成し得た「日本ランキング1位」という結果だと思っています。ここまで頑張ってきた自分を今回は素直に褒めてあげたいですね(笑)それと同時に、ジュニアや実業団時代において顕著な結果を残せなかった自分でさえ、「正しく努力すれば結果を出せる」ことを証明できたと思っていますので、みなさんも自分の取り組みを少しでも参考にしていただき、技術向上に役立てていただけたら嬉しいです。
さて、第8回の今回は、そんな自分が「練習する上で大切にしていること」をお伝えしていきます。いつも結論が後回しになっていますので、今回はズバッと結論から言います。それは・・
「常に高いモティベーションと情熱をもって全力で練習に取り組むこと」
です。大切なことなのでもう一度言います!
「常に高いモティベーションと情熱をもって全力で練習に取り組むこと」
です。「なんだよそれ!当たり前じゃん!」という声が返ってきそうですが・・。では聞きますが、毎回の練習で「どんな天候や練習相手でも高いモティベーションで取り組めていますか?」「情熱を持って取り組めていますか?」「常に練習で自分の全力を出し切れていますか?」この問いにすべて自信をもって「YES!」と答えられる方は、「素晴らしいです!」この項は参考になりませんので、読み終えていただいて結構です。でも、少し自信がない方はもう少しお付き合いください。
私は練習するためにテニスコートに向かう際に最も重要視していることは「心身のコンディションを十分に整える」ということです。もう少し具体的に言うと、以前のブログでもお話した、栄養価の高い食事や十分な睡眠をとって体調をしっかり整えておくことに加えて、朝起きてから練習に行くまでの行動(起床→身支度→朝食等)をルーティーン化し、練習に集中できる心と脳の状態を作ってから出発するということを心がけています。次回以降詳しくお話ししますが、練習する上で大切な心の働きは「ワクワク感」であり、脳の働きは「考える力(思考力・判断力)」です。ここの状態が十分でないと質の高い練習はできないと考えています。
よくコートに来て「昨日飲みすぎて二日酔いで・・」とか「昨日夜更かししてあまり眠れてなくて・・」などといった話を聞くことがありますが、そのような状態でテニスコートに来ても質の高い練習ができるはずがないと思いますし、ケガの原因にもなります。自分が万が一そのような状態になったとしたら練習に来ませんし、そもそも練習の前日に心身の状態が悪くなる行動は絶対に取りません。
自分にとってテニスは何より楽しいことなので、練習のために心身を整えること自体、何ら苦にならないのです。ちなみに練習の前日は、明日テニスができることにワクワクが止まらない状態になりますので、次の日雨で練習ができないとかなりテンション下がります。(笑)
よく聞かれることがあります。それは「なぜここまでテニスに対して高いモティベーションと情熱をかけられるのか」ということです。その自分の回答は・・
「昨日までの自分を超えていくことに喜びを感じるから」
です。大切なことだと思うのでもう一度言います。
「昨日までの自分を超えていくことに喜びを感じるから」
です。そうです。自分にとっての高いモティベーションや情熱の源泉は他人との競争ではなく、過去の自分を超えていくことにあります。他人との競争、つまり他人との勝ち負けでは、上には上がいるので、いつか頭打ちになってしまいますが、過去の自分を超えていくことは=自分自身の成長の過程なので、どれだけ年をとっても実感できます。例えば、これまでビビって繋いでいたのに、勇気をもってハードヒットしていけた、いつも大切なポイントではステイバックしていたのに、サーブ&ボレーにトライできたなどです。結果がどうあれ、勇気をもってチャレンジできた、そのことが自身の成長=過去の自分を超えていくことにつながっていくと考えています。今回は少し抽象的な話も多く分かりにくかったかもしれませんが、参考にしていただけると嬉しいです。
次回は「練習効果を高めるために練習中に意識していること」をお伝えしていきます。最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!
テニス人気ブログランキングに参加中です。よろしければワンクリックをお願いします!
テニスランキング