こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。いよいよ3月に入ってこれから試合が本格的に始まっていく季節になってきました。2月の1か月間練習とトレーニングをしっかりとこなしてきましたので、この成果を試合で発揮できるよう頑張っていきたいと思います。今回は、3月9日から始まるベテランJOP大会前のプレ大会と位置づけて出場した新スポ連兵庫テニス協議会チャンピオンシップオープンシングルス大会のレビューをお伝えします。今大会はオープンシングルスの他にベテラン・シニアンシングルス、初級ダブルスなども開催されていましたが、私は一般のオープンシングルスに出場しました。
結果
※新日本スポーツ連盟兵庫県協議会のHPにおいても氏名・結果等が後日公表予定ですので、本ブログにおいてもお名前を掲載させていただきます。
予 選① 6-0 竹内 勇輔(TKG)
予 選② 6-0 由布 洋輔(SUPREME)
決勝トーナメント
1 回 戦 6-0 坂本 智也(こけこっこ〜)
準 決 勝 6-4 宇津原宏太朗(NAMI’S)
決 勝 6-0 岩﨑 旺太(ボリボンバ)
※初優勝
本大会での意識ポイント
1 相手のレベルに関係なく受け身になることなく、積極的に攻撃するメンタリティを持つ
2 1球1球のクオリティにこだわりを持って、体全体のパワーをボールに伝えることを意識する
3 サービス&ボレー、ダウンザラインショット、ドロップショットなど多彩な攻撃を意識する
冒頭申し上げた通り、3月9日から始まるJOP大会の調整を兼ねた意味もあったので、これまでの練習の成果を確認するとともに、上記のことを特に意識して試合に臨みました。結果的には準決勝以外は6-0で完勝でしたが、一番苦しかった準決勝では、終盤まで劣勢で、正直負けを覚悟していました。今回はその準決勝のみ内容を振り返っていきたいと思います。
事前情報:県内市民大会等多数出場、対戦経験あり(6-3で勝利)
プレースタイル:
・オールラウンド型ストロークプレーヤー
・通常のラリーではミスが非常に少ない
・足が速くフットワークが安定している
・バックハンドのカウンターショットが得意
・ポイントによってはサーブ&ボレーもトライしてくる
・サービスはファーストサービスからしっかり入れてくる
・エースを取れるストロークは持ち合わせていない
戦 術:
①いいサービスやいいリターンからリズムを作っていく
②ストローク戦ではアンフォーストエラーを減らしていきながらも主導権を握れるよう先に攻撃を仕掛けていく
③相手のボールが浅くなれば、素早くネットにつく
④相手に粘られても焦らず、じっくりラリーを続ける
戦 況:
今回の対戦相手は、昨年も別の大会で対戦経験があったことや決勝トーナメント1回戦の試合をじっくり見ていたので、プレースタイルなどは理解して試合に臨むことができた。第1ゲームでは、自身のアンフォーストエラーなどが重なり、0-40となったが、そこからいいサービスが入るなどして4ポイント連取し、なんとかファーストゲームをキープした。
第2ゲームの相手のサービスゲームでもリターンからの攻撃が上手くいかず、キープされ、1-1となった。第3ゲームもダブルフォルト等もあって15-40のブレイクピンチだったが、なんとか3ポイント連取し、キープし2-1となった。ここまでの3ゲームは2-1とリードしていたが、0-3でも全くおかしくない内容だった。
第4ゲームの相手のサービスゲームで15-40と逆にブレークポイントを握った。リズムが良ければここでブレークし、試合の流れを一気に持っていけたのだが、相手のナイスショットもあり、キープを許すと第5ゲームは焦りからかミスが目立ち、ブレークを許すと、第6ゲームもブレークポイントを取り切れず、キープされ、2-4となった。
第7ゲームでも悪い流れが止まらず、ダブルフォルト等のミスも重なり、30-40でブレークポイントを握られた。絶体絶命のピンチではあったが、攻撃的なプレーで2ポイント連取し、何とかキープし、3-4となった。
第8ゲームも一進一退の中ではあったが、30-30から相手が完全なチャンスボールをミスするラッキーなポイントがあってブレークし、4-4となった。
第9ゲームの自身のサービスゲームもいいリズムとは言えないまでも、固くプレーしてキープし、5-4となり、少し落ち着きを取り戻した。そして10ゲーム目はリターンからのいい攻撃がはまって、40-15の最初のマッチポイントを取り切って6-4で勝利した。
気 づ き:
①前ゲームを通してアンフォーストエラーが多く、相手に付け入る隙を与えてしまった。
②相手のゆっくりとしたストロークペースに付き合ってしまい、相手のリズムに終始していた。
③粘る相手には、ラリーのテンポを変えたり、ネットプレーを積極的にトライすることが大切である。
④自分の気持ちが焦っていると感じている時ほど、ゆっくり間を取るなど心を落ち着けて次のプレーに向かうことが大切である
⑤最後はメンタルでの勝負となることが多いので、ネガティブな状況が続いても決して自分を卑下せずに励まし鼓舞し続けることが大切である
この大会は6ゲーム先取ノーアドバンテージという変則的な試合形式で、先にリードをされるとかなり苦しい展開となってしまいます。実際、この試合は2-4ダウンの30-40というあと1ポイント取られたら2-5ダウンとなるというところまでいきました。こうなると逆転することはかなり難しかったでしょう。
そこからなぜ逆転できたのか自分でもよく分からないところはありますが、一つ言えることはうまく「開き直れた」ということが言えると思います。ここ最近、競った試合に負けなくなったのは、難しいポイントでの「開き直り」、つまり気持ちの切り替えがうまくできるようになったからだと思います。
昔なら「ここを取られたらもう負けてしまう」とネガティブなことばかり頭によぎっていましたが、今は「取られたら取られたで仕方ないよ。」と思えるようになり、それが「このポイントを取ったら勝てるかも」と考える相手とプレーの差となって表れてくるのだと思います。
この試合もまさしくそのような展開で、ポイント欲しさで相手のプレーが消極的になっていたのがよく分かりました。こういう試合を勝ち切れるようになったことがまた次への自信へとなってきますし、実際ほぼ負けの試合を逆転勝ちできたことで、優勝以上に大きな自信を得ることができました。
課題は多くあったものの無事に優勝でき、来週からのJOP大会に向けて弾みをつけることができました。JOP大会でも練習での成果をテニスコートでしっかり表現し、内容、結果ともに満足できるものにしていきたいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!
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