こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。1月21日(土)~24日(火)の日程でアオノスポーツホテル・テニスクラブ行われたSENKO CUP in Hyogo ITF World Tennis Masters Tour(40歳以上男子シングルス)に出場してきました。
この大会はITF(国際テニス連盟)が主催するテニスのシニアのワールドツアーで、国内では山梨、愛知、兵庫、そして今年から沖縄でも開催される国際大会です。地元兵庫県での開催ですし、今年初のベテラン大会でもあってとても楽しみにしていました。
以前のブログでも高知県で開催された全国新体連のレビューをお伝えしていきましたが、その時と同じようにただ単なる試合の感想などではなく、試合前の事前情報や試合中に何を考えていたのか、どういった戦術でプレーしたのかなど、深堀してお伝えしていきますので、参考にしていただければ幸いです。
結果
※大会HPにおいて氏名・結果等も公表されていますので、本ブログにおいてもお名前等を掲載させていただきます。
1 回 戦 Bye
2 回 戦 6-0 6-1 池永 力(YC&ACテニスアカデミー)
準々決勝 4-6 6-2 10-7 井山 浩二(ルーセントテニスクラブ豊中)
準 決 勝 6-3 6-4 辻本 学(花園テニスクラブ)
決 勝 6-2 6-3 三木康太郎(くにじま)
※2年ぶり2回目の優勝
本大会での意識ポイント
1 全力で向かってくる相手に対して受け身にならず、積極的に攻撃する姿勢を常に持つ
2 遅いテンポのラリーよりも速いテンポのラリーをしていけるようテークバックをコンパクトにフォロースルーをしっかり前に押していく
3 攻撃の時は前に、守備の時は後ろに適正なポジション取りを考えてプレーする
昨年末に5年以上使っていたラケットから新しいラケットに変更し、それから1か月余りでの大会となりました。同じラケットの旧モデルか新モデルへの変更であったので、それほど大きな違和感もなく、使えていますが、旧モデルに比べて、ショットスピードは出るものの、スピンはかかりにくくなっているので、ラケットの特性に適応するためにも早い展開でのテニスができるよう取り組みました。それでは1回戦から内容を振り返っていきたいと思います。
1 回 戦:Bye
2 回 戦:6-0 6-1
対戦相手:池永 力(YC&ACテニスアカデミー)
事前情報:昨年度のJOP大会で対戦経験あり
プレースタイル:
・粘り強いストロークプレーヤー
・サイドのフットワーク強みがある
・フォアに回り込んで攻撃してくる
・バックハンドはスライスが多い
・サーブはスピードよりもコースと回転重視
戦 術:
①前半はストロークのリズムをつかむためクロスラリー中心にボールを配球する
②フォアの回り込みに対して、クロスだけでなく、ダウンザラインも積極的に打っていく
③ボールが浅くなったら積極的にネットにつく
④相手のセカンドサーブにプレッシャーをかけていく
戦 況:
序盤は相手の思い切りのよさもあり、ストローク戦で守勢に回ることがあったが、ノーアドバンテージを上手くとり切れたことで流れに乗って、1セットを6-0で先取した。2セットに入っても攻撃的なテニスを継続することを心掛け、ペースを相手に渡すことなくゲームを進められた。終盤では連続でノーアドバンテージが続いたが、積極的に攻撃を仕掛けたこともあり何とか取り切れて6-1で取って勝利した。
気 づ き:
①前半は慎重な立ち上がりであったが、クロス中心の丁寧なラリーを心掛けたおかげで上手くゲームに入ることができ、リードを奪えたことでその後のゲームが余裕を持って進められた
②相手の何度かあったドロップショットの対応においては、しっかり足を動かす、予測して動く、ポジションを考えるなどしたおかげて、有効打にさせなかった
③バックのクロスラリーを基本に展開したが、ダウンザラインも積極的に打ってワンパターンのラリーにならないようにできた
④ノーアドにおいては、その時にどういうプレーを選択するのか(例えば攻撃的に行く、後ろからしっかりラリーする、サーブ&ボレーにいくなど)ということを迷いなく行い、取っても取られても納得して次のゲームに進んでいくことが大切であると改めて気づいた
少し長くなってきましたので3R(準々決勝)以降については次回お話しします。準々決勝は、以前対戦経験のあった相手でしたが、相手選手の思い切ったプレーに苦しめられ、前半は大きくリードされてスタートしました。その苦しい状況でどのように考え、そしてどういったプレーを選択し、逆転勝ちに繋げていけたのかをレビューしたいと思います。最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!
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