こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。スポーツの秋の話題ですが、今、プロスポーツも非常に熱いです。テニスでは全日本選手権の男女の優勝者が決まりましたし、プロ野球は日本シリーズで戦っているヤクルトとオリックスが一進一退の好勝負を繰り広げています。

Jリーグも優勝争い、残留争いともに最終節まで持ち越されました。スポーツは「する」ことはもちろん楽しいのですが、「見る(観る)」ことも同じくらい楽しいです。今年はサッカーのワールドカップもあってまだまだ「見る」ことも楽しめそうです。さて、今回は3回連続の「体づくりのお悩み解決編」をお話ししていきます。

お悩み

「テニスで必要なトレーニングは何をすればいいのか」

処方箋

「テニスで大切な筋肉は体幹と下半身。全身バランスよくトレーニングすることが理想だが、時間がなければせめて下半身だけでも行う」

ポイント

1 テニスは動く→止まる→打つの繰り返し運動で、すべて下半身が中心となっている

  →下半身を強化していくことで、それぞれの動きに力強さや安定感が生まれる

2 ストロークにおいて、ショットの力を生み出す部位は下半身と体幹で8割以上となっている

  →力強いショットを打つためには、下半身中心にトレーニングすることが効果的

3 ラリー練習をする際にいつもより少し姿勢を落としてみる

  →姿勢と落とすことを意識するだけでも十分トレーニング効果が得られる。また、ボールに下半身の力を伝えることができるので、いつもより重たいボールが打てる

4 トレーニングジムに通える環境があれば、スクワットまたはレッグプレスは必ず最初に行う

  →トレーニングは大きい筋肉から行っていくことが基本なので、下半身→体幹→上半身の順番で行う

5 トレーニングジムに通える環境がない場合は、自宅等で自体重のトレーニングを行う

  →いつでもどこでもできるのが自体重トレーニングのいいところなので、スキマ時間を利用して積極的に取り組んでみる

6 トレーニング後は軽く素振りをするなど、トレーニングした部位を自身のショットに重ねていく

  →自身の強化したい部分を意識してトレーニングすることで効果が倍増する

下半身の安定はショットの安定に直結するので、余裕があればぜひ下半身と体幹のトレーニングを取り入れてください。実際のトレーニング方法などはYouTubeなどの動画を見れば、簡単に確認できますので、取り組めるものから積極的に行いましょう。

今回は下半身中心に説明しましたが、上半身で大切な部位はサーブで主に使う広背筋、ストロークで使う大胸筋や上腕筋などです。ただし、上半身の筋肉をつけすぎてしまうと、可動域が狭くなり、スムーズにスイングができなくなるだけでなく、上半身主導の打ち方になり、バランスが崩れ、肘や肩のケガにもつながる可能性があるので、注意が必要です。

トレーニングの重点バランスも下半身・体幹が7~8割、上半身が2~3割くらいで行うといいと思います。テニスの上達につながることももちろんですが、下半身を強化することで、姿勢がよくなり日常生活でも疲れにくい体を作ることもでき、若返り効果も実感できます。テニスの上達&若い体を手に入れましょう!

次回は「試合に関するお悩み解決」をお伝えします。最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!

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