こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。先日お話ししましたが、今、自分のフォームチェックにはまっています(笑)各ストロークやマッチ練習を録画し、家で繰り返し見ていますが、見れば見るほど新たな発見があって面白いです。自分のフォームを客観視することで自分のイメージと実際に打っているフォームの差があるのはなぜだろうと考えることもできますし、それがまた次の練習のモティベーションにもなっていきます。今回の内容にも自身の動画を張り付けて説明していきたいと思います!
さて、今回は「お悩み解決編【第8回】(サーブ編)」をお話ししていきます。サーブに苦手意識を持っている方も多いと思いますが、私もサーブが本当に苦手でした。1ゲーム全部ダブルフォルトをしたことも何度もありますし、1試合で10本近くダブルフォルトをすることも珍しくなかったです。
本当に自信をもってサーブが打てるようになったのはここ1,2年のことだと思います。テニスを始めたのが、小学校3年生、現在44歳(あと数週間で45歳です)本当に長い道のりでした(笑)ですので、サーブがなかなか入らない気持ち本当によく分かります。そのお悩みを少しでも解決できたら幸いです。
お悩み
「練習ではある程度入るのに試合になるとダブルフォルトを連発してしまう」
処方箋
「うまく入る時の動作、リズム、タイミングを1つ1つ確認し、繰り返し練習する」
まずは自分のサーブを見てください!
何の変哲もない普通のサーブです(笑)ただ、サーブが大の苦手だった自分がたどり着いた答えがこのサーブでした。以下にポイントを示します。
ポイント
1 サーブを打つ前に狙う個所をしっかりとイメージする
→イメージすることで迷いなく打つことができる
2 動作が早くならないように、トスアップの前に数回ボールをつく
→焦って早打ちにならないように、落ち着くための時間を取る
3 大きく振りかぶりすぎないように最短距離でトロフィーポーズをとる
→シンプルに構えが終了することで力みが少なくなる
4 ファーストサーブもセカンドサーブも基本的にはトスが高さを一定にする
→トスの高さが一定になると打つタイミングも一定になり安定感が出る
5 ボールを最後まで見て打つ
→サーブの種類によってボールの叩いていく箇所を見極める(スライスならボールの横、スピンならボールの斜め下)
6 7~8割くらいの力で振り切る
→全力で振るとスムーズにフォロースルーができず、ミスをする可能性が高くなる
私の場合、これまで試合になるとサーブが入らなくなった原因として、
➀動作が早くなる
⓶トスが低くなる
➂強く振りすぎてしまう
の3点になります。これら3つはすべて「焦り」からくるものです。「入れなくてはいけない」という気持ちが強すぎて結局自分自身で「サーブが入らない打ち方」をしてしまっていたのです。
よく、ダブルフォルトを連発した試合の直後にサーブ練習をしてみると不思議なくらい普通に入るのです。それは練習では試合であった「焦り」がなく「落ち着いた動作」でサーブが打てているということだからです。
そこで、練習中であっても意識的に上記ポイントの1~6の動作を一つ一つ確認しながら行うようにしたところ、試合でも同じ動作でサーブが打てるようになり、ダブルフォルトが激減し、サービスのキープ力が飛躍的に向上しました。
私は今年初めて日本ランキング1位になれましたが、サーブの改善なしには絶対に成し遂げられなかったのは間違いありません。
あと、サーブはイメージがとても大切です。私が参考にしている選手は錦織選手と三菱電機の高橋悠介選手です。錦織選手のサーブは非常にシンプルな動作でスムーズにラケットが振れているので、サーブのイメージトレーニングとしてとても参考になります。
また、高橋選手の相手の正面に食い込んでいくスライスサーブがとても好きで参考にさせてもらっています。自分のサーブイメージと合致する選手のサーブ動作を繰り返し見ることも自身のサーブを向上させるイメージトレーニングになりますのでぜひ取り入れてみてください。
次回は「リターンのお悩み解決」をお伝えします。最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!
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