こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。全国旅行支援が今月の11日より始まり、我が家も早速今週末に香川県に1泊2日の旅行に行くことになりました。8月末にも同じところに宿泊したのですが、宿もご飯もとても良くてリピートしました。今回も家族との時間を存分に楽しんでいきたいと思います。
さて、66回のお悩み解決編は「アプローチショット」についてお話ししてきます。ストローク戦からネットに詰めてボレーで決めるという展開を多く作っていくためには、アプローチショットの精度が成否を分けます。アプローチショットの精度が中々上がらないという悩みを抱えている方も多いのではないかと思いますので、そのヒントを掴んでいただけたら幸いです。
お悩み
「アプローチショット打ってネットに出ても簡単にパスで抜かれてしまう」
処方箋
「通常のストロークよりも少し前に入り、早いタイミングで打って前に出ること」
ポイント
1 通常のストロークと同じタイミングで打って前に出ても相手が待ち構えているので、パッシングショットで抜かれる可能性が高い
2 自分の打ったショットで相手のバランスが崩せた場合は次のアプローチショットに備えて、一歩前に入って構える
3 アプローチショットの目的は「相手の時間を奪うこと」オープンコートができてアプローチショットを打つ場合は、打点を落とさないように前に入ってできる限りネットに詰めてボレーができるようにする
4 アプローチショットを成功させるカギは「相手の返球の軌道を予測すること」「テークバックをコンパクトにして打点が遅れないようにすること」
5 相手のパッシングショットの角度を狭くするため、または、ネットに詰める時間を稼ぐため、敢えてセンターに深いスライスのアプローチを打って前に出ることも選択肢の一つとして持っておく
ストローク戦で必要な力が「忍耐力」や「持久力」だとするとアプローチショットからのネットプレーでポイントに結び付けていくために必要な力は「瞬発力」と「判断力」というストローク力とは別の力が要求されます。この能力を磨いていくためには、ミスをしてもパッシングショットで抜かれてもトライし続けるしかないのです。
リスクの少ないベースラインからリスクの高いネットプレーで勝負にいくことは勇気のいることですが、「相手のミスを待つ」のではなく、「自分からポイントを取りに行く」姿勢がなければ、ある程度のところまでくると頭打ちになり、伸び悩むことになります。そこを乗り越え、積極的にトライしていくことで、プレー全体が攻撃的となり、プレーの幅も広がっていきます。まずは、アプローチ&ボレーの課題練習→マッチ練習→本番という順序で練習に取り組んで下さい。練習を重ねることで、余裕が生まれ、ネット前での景色が変わってきます。
次回は「スマッシュのお悩み解決」をお伝えします。最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!
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