こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。今週から始まった大会も最終盤を迎え、種目によっては本日決勝戦が行われています。私が出場していた40歳以上の部も本日が決勝戦です。その舞台に立てなかった悔しさは当然今もありますが、ここまで勝ち上がってきた選手のみなさんの健闘を称えつつ、本大会を総括していきたいと思います。
ということで、60回の今回は、「全日本ベテラン選手権【総括編】」をお話ししていきます。今回は自身の感想や雑感、今後に向けての思いを中心にお話しさせていただきます。少し、個人的なお話となってしまうことをお許しください。
１ 全日本ベテラン全体を振り返って（男子シングルス）
今年度の全日本ベテランは、各種別とも例年以上に波乱の多いトーナメントになったように思います。本日決勝が行われている40歳以上の部においても、ノーシードの選手同士の決勝となっています。私も第１シードでの出場でしたが、初戦で敗退し、２シードの選手もベスト８で敗退しました。45歳以上の部も第1シードの選手が3回戦で、35歳以上の部も第１、２シードの選手が決勝前に負けています。
第１シードが順調に勝ち上がり優勝した種別は数えるくらいしかなかったと思います。それくらい今年の全日本は、各選手の実力が拮抗し、激戦が多かったということ、そして、第１シードであっても全日本で優勝することがいかに難しいかということが言えます。
２ 自身の全日本ベテランを振り返って
今シーズンのベテランJOP大会には３大会に出場し、１セットも落とすことなくすべて優勝していました。特に６月に行われた関西オープンベテラン（全日本に次ぐＢグレード大会）では、各セット３ゲーム以上取られることなく、完勝でした。関西オープン以降は、ベテランJOP大会には出場しませんでしたが、一般大会中心に出場し、それなりに結果も出ており、全日本に向けていい調整ができていました。８月には念願の全日本ベテランランキング1位となり、地元の神戸新聞にも取り上げていただきました。（https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202209/0015634666.shtml）
大会直前まで妥協なく、練習、調整もでき、いい状態で会場入りできたことは間違いありません。今回、私が初戦で対戦した選手は、元実業団選手で全日本選手権（一般）の本戦にも出場しており、数年前には35以上の部で全日本ベテランでも優勝している素晴らしい選手でしたので、対戦が決まった時は純粋に楽しみという気持ちがある一方、トーナメントを勝ち上がっていくという観点では、初戦から対戦する相手としてはかなり厳しい試合になると感じていました。
普段の大会では、初戦からここまでの選手と対戦することがないので、1回戦、2回戦と勝ち上がっていく中で徐々に調子を上げていけばよかったのですが、今回は初戦からエンジン全開で最高の状態で試合に入っていく必要がありましたので、その部分では非常に難しかったと思います。（対戦相手の選手は私の試合が、予選、1回戦の後の3試合目でした。）
案の定、第１セットの入りがかなり慎重となってしまい、普段トライしている攻撃的なテニスができず、相手選手のリズムで試合が流れていました。第1セットを落として第２セットに入り、少しリズムが出てきたことで中盤４－２とリードを奪いましたが、押し切ることができず逆転され、１－６，５－７で敗退しました。初戦の試合の入り方、攻撃スイッチ入れ方、流れがよくない時に流れを変えるためのプレーやショットの選択など課題がはっきりしました。
３ 今後に向けて
今年の全日本ベテランが終わったところなので、来年の全日本ベテランのことを語るのは時期尚早かと思いますが、今は「全日本ベテランの悔しさは全日本ベテランで晴らすしかない」という心境です。この大会が始まる前までは、全日本ベテランといえども、普段の大会と変わらず平常心で取り組もうと考えていましたが、初出場ということもあり、大会の権威や雰囲気にいつも以上に緊張感を覚えた大会でした。
ただ、来年はもう少し落ち着いて大会を迎えられると思いますので、しっかりといい試合をして勝ち上がっていきたいと思います。とりあえず来月には別の全国大会に出場予定で、今回の反省を活かせる場、悔しさを晴らせる場がすぐに用意されていますので、まずはそこで自分らしいテニスを披露し、来年の全日本ベテランに向けていい一歩を踏み出したいと思っています。
今回は個人的な雑感、感想に終始して申し訳ありませんでしたが、目標としていた大舞台で結果を残せなかった者の心境をご理解いただけますと幸いです。
さて、次回からはしばらくの間「お悩み解決編」をお伝えします。最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします！
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