こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。自身が出場する全日本ベテラン選手権まであと1週間をきりました!試合に向けての調整もとても順調で、全日本という大舞台でどのように練習でトライしてきたことを表現できるのか今からとても楽しみです。
また、ベテランJOP大会は6月の関西オープン以来4か月ぶりとなり、久しぶりに再会するする選手も多くいて、その部分でもとても楽しみです。結果はともあれ全力を尽くして、納得のいく内容の試合ができるよう頑張ります!また、その内容もブログで報告していきたいと思いますので、よろしくお願いします!
さて、51回の今回は、前回に引き続き、対戦相手別攻略法【ネットプレータイプ編(後編)】をお伝えしていきます。まずは、ネットプレータイプの選手に対する攻略法のポイントをおさらいしておきましょう!
1 サービス1本でポイントを取られないようにする
2 ネットに出てきたら足元に沈めて2本目でパスを狙う
3 ストローク戦ではスピードより深さと回転を重視する
4 先に左右に振っていく
5 バックハンドを狙ってネットにつく
前回は相手のサーブやネットに出てきた際の対処方法を中心にお伝えしました。今回は、こちらから攻撃していく際のポイントについて3番から解説していきますね!
3 ストローク戦ではスピードより深さと回転を重視する
ネットプレータイプの選手は自身のサービスゲームはもちろんのこと、リターンゲームにおいても速い展開を好みます。つまり、カウンターショットや相手のショットスピードを上手く使ったバックのスライスが得意です。
逆に、自分から力のあるボールを展開していくことがあまり得意でない選手が多いので、ストローク戦においては、直線的な速いボールではなく、カウンターショットが打ちにくい、少しスピードを抑えた回転量の多いボール(エッグボール等)をコート深く展開していくことが有効になります。そうすることで、ネットプレータイプの選手が得意なネットから遠ざけてプレーさせ、こちらのペースでゲームを進めることが容易になります。
4 先に左右に振っていく
ネットプレータイプの選手はサーブ&ボレーやリターンダッシュ、アプローチ&ネットを得意としているので、前後の動きは俊敏ですが、ストローカーが得意としている横の動きは緩慢なことが多く、フットワークの乱れからミスも多くなる傾向があります。
ストローク戦では、先に先に攻撃を仕掛けて、左右に振っていきましょう。得意でないストローク戦が長くならないよう、無理にネットに出てくることもありますが、その際も2番で説明したように、まずは足元にボールを沈めて、1本目のボレーを必ずさせて、甘くなったら容赦なくパッシングショットをお見舞いしましょう!
5 バックハンドを狙ってネットにつく
ストロークが得意でないネットプレータイプの選手とのストローク戦は主導権を握れることが多いですが、延々とラリーを続けていると、こちらのボールが浅くなった時に、アプローチショットからネットプレーで勝負されてしまうことになるので、そうなる前にチャンスがあれば積極的にネットプレーにトライしていきましょう。
ネットプレータイプの選手のバックハンドはスピンショットよりもスライスショットの割合が高いので、ストローク戦からのアプローチショットやサーブ&ボレーなどもバックハンドをうまく狙うことで、ネットプレーがやりやすくなります。また、自分の得意パターンで相手にポイントを取られると、メンタル的にも大きなダメージを与えることができます。
1~5番において、ネットプレータイプ選手の攻略法についてお話ししてきましたが、このタイプの選手の調子がいい時は、サービスゲームをブレークするのが非常に難しい展開が多くなりますので、自身のサービスゲームでのキープがより重要となってきます。
ただ、強み(サービスやネットプレー)と弱み(ストローク)がはっきりしていることが多いので、相手の弱みを積極的に攻撃していけばキープはそれほど難しくないと思います。後は相手の強み(サービス、ネットプレー)に対して我慢強くプレーする姿勢を持って、サービスブレークの機会をうかがいましょう。そうすることで勝利に近づいてくるはずです!
それでは、次回は「トリッキータイプ攻略法」をお伝えします。最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!
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