こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。昨日、小学校4年生の息子の市の学年別大会を見に行ってきました。結果は2回戦敗退でしたが、次の敗者同士の練習試合ではいい試合ができて、本人も親も満足して帰ってきました。技術的に優れている選手が多く、見ごたえあるラリーが展開されていましたが、勝敗を分けていたのは、球際の強さであったり、試合を通しての精神的安定感であったりしたような気がしました。精神的安定(メンタル力)は年代問わず、勝つために必要な要素ですね。さて、第12回の今回はメンタルタフネスを育てるために私が日常生活で意識しているセルフコントロール力向上の実践方法についてお話していきます。

セルフコントロール力とは、「自己の行動や思考を適切に管理すること」です。つまり「行動」と「思考」をうまくコントロールしていくことができれば、いろんな場面での適応力が向上し、困難を乗り越えていくことができます。それは日常生活の中での小さなことから、仕事上でのこと、そしてテニスコートの中で起こる様々な困難な状況に対しても同じことが言えます。

それでは「行動」と「思考」をコントロールするための大切なことを先にお伝えしておきます。それは行動においては「ルーティーン化と習慣化」、思考おいては「認知」です。

それでは、行動をコントロールするための「ルーティーン化と習慣化」についてお話していきます。私たちの1日を振り返ってみると、朝から晩まで様々な行動を行っています。その中には、①必要不可欠な行動②必要な行動③不必要な行動に分けられると思います。①必要不可欠な行動は、朝の準備、家事、通勤等、それがなければ、生活が成り立たなくなる行動のこと②必要な行動は、練習、トレーニング、朝散歩、食事作り、家族との団らん等、自分を高めたり、生活の質を向上させたりする行動のこと③不必要な行動とは、目的や必要のないネットサーフィン、無駄な間食、何気なく見続けているバラエティー番組等、何も生産性を生み出さない、または生活の質を低下させる行動のことです。

これらの行動の処方箋としては・・

①必要不可欠な行動→完全にルーティーン化する。

②必要な行動→習慣化する。

③必要不可欠な行動→できる限り生活から排除する。

以上です。①~③について簡単に説明します。

①必要不可欠な行動について・・

例えば起床してから出勤するまででやらなければいけないタスクとして、家事(洗濯物の片づけ、食事の準備、洗い物、風呂掃除)身支度(歯磨き、髭剃り、シャワー、着替え)などがありますが、起きてから出勤するまでの行動をほぼルーティーン化しています。実際はこんな感じです。

起床(5:00)→歯磨き(うがい)→洗面室で乾燥してある洗濯物を片付ける→髭剃り→朝散歩→シャワー→風呂洗い→着替え→食事の準備→食事→洗い物→子どもの身支度の手伝い→出勤の準備→出発 といった感じで、朝に練習に行かない平日は起床時間も含めほぼ一定です。こうすることで、朝に余計な事考える必要がなくなり、非常に効率的に動くことができ、時間やメンタルのコントロール感が増します。

②必要な行動について・・

トレーニングや練習については、週間計画の中に完全に組み込んで習慣化しています。(詳しくは「5 テニスが強くなるtetujin式トレーニング」https://gto771109.com/tore-ningu/ をご覧ださい。)ポイントは必要な予定として週間計画の最初に組み込んで、その他の予定はそこに入れないこと。つまり、必要な行動は自分の中で「聖域化」してしまうことです。そうすることで、その行動が繰り返されることで、習慣化されていきます。習慣化されると、周りから見て大変そうなこと(例えば朝6時からの練習やトレーニングなど)も、自分にとっては全く苦にならない行動となり、その行動によるいい影響が蓄積されていきます。これは長い目で見ると、とてつもない成果を生みだします。

③不必要な行動について・・

完全に0にすることは難しいと思いますが、1日24時間という万人に平等に与えられている貴重な資源を無駄にしないためにも、できるだけ日常生活から排除していきましょう。不必要な行動は、人それぞれかと思いますが、基準としては、「ただ何となく」「特にワクワクしない」「終わった後に充実感がない」などです。この不必要な行動が習慣化されていくと、自分の生活にマイナスの効果が蓄積されていきますので、一度ご自身の生活を振り返ってみることをお勧めします。

ルーティーン化と習慣化をうまく日常生活に取り入れることで、自己の行動管理が容易となりセルフコントロール感が増します。ぜひ参考にしてください。次回は「思考」のコントロールについてお話しします。最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!

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