こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。今回は「タイムマネジメント」についてシェアしていきます。

まずは、タイムマネジメントの目的についてお話しします。私が考えるタイムマネジメントの目的は「生活の効率化などによって生み出された時間を目標達成や生産性の向上のために使うこと」と考えています。

スポーツでもビジネスでも詰まるところ、結果を出すためにはそのものに対してどれだけ効率的に時間投下できたか、どれだけ情熱をもって取り組めたかというところに集約されると思います。

私は「日本ランキング1位」「全日本ベテラン優勝」という結果を出すことができましたが、これには徹底したタイムマネジメントがありました。

その経験からも効率化が目的ではなく、効率化によって生み出された時間をどう使うかということが最も重要であると感じています。それでは具体的なマネジメントの方法や考え方についてお伝えします。

〇タイムマネジメントの考え方・方法

  • 徹底した生活のルーティーン化
  • やりたいこととやるべきことの重複行動
  • 睡眠時間の量と質の確保

一つずつ簡単に説明していきます。

①徹底した生活のルーティーン化

私たちは起きてから寝るまでの間に様々な行動をしていますが、同時に大小多くの決断にエネルギーを使っています。

例えば、起きてから出発するまでにも、何を食べようか、どんな服を着ていこうか、必要な準備は何か、何時に出発しようかなどで職場(あるいはテニスコート)に到着すればさらに高度な判断や決断が求められます。

私たちはそういった判断や決断を朝起きてから寝るまでの間に絶え間なく行っていますが、それらに要する判断や決断に伴う脳のリソースには限りがあって、無限にあるわけではありません。

つまり、起床後のフル充電の状態から決断や判断を行っていく中で脳のリソースがスマホの充電が少なくなっていくのと同じように、少しずつ消耗されていくわけです。

そのため、一日の後半には午前中ではなかったようなミスが起きたり、同じことを行っていても倍以上時間がかかったりすることになります。

そこで、私が行っていることが、生活行動をルーティーン化して、できるだけ脳のリソースを消耗させないようにしています。例えば起床後から出発までの平日の行動は・・

①起床時間(5時~5時半)

②目覚めの儀式(窓を開ける、布団をたたむ、洗濯物を整理する、水シャワーを浴びる)

③着替え(着ていく服を曜日によって決めている)

④朝食(焼きサバ、雑穀米、トマトジュース、味噌汁、ブロッコリー、ヨーグルトなど)

⑤朝食後のトレーニング(トランポリン、素振り、体幹トレーニングなど)または練習

⑥出発時間(8時15分)

細かいところは日によって多少の違いはありますが、平日の朝は、ほぼこの行動で生活しており、帰宅後も夕食後以降の食材の買出しや入浴のタイミングなどもルーティーン化しています。

こうすることで、朝自宅を出発するまでに、無駄に脳のリソースを消耗することがないので、職場やテニスコートにおいて全力で脳のリソースを発揮させることで、生産性を高め、時間を節約できるわけです。

②やりたいこととやるべきことの重複行動

生活をしていく中で意識していることは、「やるべきこととやりたいことを重ねて行動すること」です。

例えば、スマホで動画を見たい場合でもソファーに座って見るのではなく、食後にトランポリンをしながら見る。あるいは、聞き流しが可能であれば、家事をしながら見る(聞く)マッサージ機でマッサージをしながら見るなどです。

一つ一つを別々にすると、それぞれで時間がかかりますが、重ねて行動すると時間が節約できます。家族も(特に妻)寝転がってスマホを見ていると、嫌な顔をしますが、家事をしながらであれば、喜んでもらえます。

自分のやりたいこともできて、家族も助かる二重行動は、私なりの家庭円満の秘訣です。

③睡眠の量と質を確保する

タイムマネジメントの最後は、本ブログでもなんども紹介させていただいている「睡眠」についてです。

タイムマネジメントを行う際に1日24時間として、その時間配分をコントロールしていくことを考えると思いますが、私は24時間ではなく、16時間~17時間をどうマネジメントするかを考えています。

つまり、その時間は睡眠時間の7~8時間は省いた時間となります。一時期、ショートスリープに関する書籍が話題となり、訓練次第で誰でもショートスリーパーになることが可能で1日3時間程度の睡眠でも日中のパフォーマンスを下げずに活動できるということが謳われていましたが、現在は明確に否定されている意見が大半であるように感じます。

私もその意見に同感で、少なくとも私自身は訓練によってショートスリーパーになることは無理ですし、睡眠時間を削って時間を捻出したとしても日中のパフォーマンスが低下するようでは、タイムマネジメントの観点からもその行為が無意味であると思います。

ということから私が睡眠について大切にしている考え方や行動をお伝えしていきます。

  • 質よりも量を確保する

・睡眠時間は7時間以上確保する(4時間の質の高い睡眠よりも7時間の質の低い睡眠)

  • 起床後は交感神経を、睡眠前は副交感神経を優位にするような行動をとる

・起床後の行動は、窓を開けて太陽光を浴びる、布団の片づけや洗濯物の整理などで軽く体を動かす、冷水シャワーを浴びる、朝ご飯をきちんと食べる、などです

・就寝前の行動は、就寝の1~1時間半前に40度のお風呂に15分程度つかる、激しく動いたり深い考え事などはせずにストレッチや読書などでゆっくりとした時間を過ごす、照明を少し暗くする、就寝30分前までにスマホの電源を切る、布団に入る前に瞑想をする、などです

  • 日中の活動量をある程度確保する

・天気が良ければ外に出て運動する(練習含む)、雨天の場合でも室内でトランポリンをしたり、軽く筋トレをしたりする、などです

  • 平日でも休日でも起床時間と就寝時間をある程度一定にする

・就寝時間を21時半から22時半までとして、起床時間はそれに7時間以上の時間とする

これらの行動を意識的、継続的に行うことで、睡眠の質は確保され、先に申し上げた7時間以上の睡眠時間を確保できれば、日中のパフォーマンスは劇的に向上し、生産性を高めることができます。

これらご紹介した行動を実践し、みなさんが成果を上げたいと考えていること(テニスや仕事)に活かしていただけると幸いです。

次回は現在開催中の大毎オープンの振り返りを行っていきます。最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!

※ブログの感想やご意見ご質問などを下記のコメント欄にいただけると嬉しいです。多少お時間をいただく場合はありますが、必ず返信させていただきます。

テニス人気ブログランキングに参加中です。よろしければワンクリックをお願いします!

テニスランキング
テニスランキング 人気ブログランキングでフォロー