こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。今回も前回に引き続いて「練習」についてシェアしていきます。

前回は、「練習とは?」というお題に対して私なりの考え方や取り組みをお伝えしましたが、今回は具体的な練習法やそこで意識していることなどをお伝えしていきます。

これまでのブログでも何度かお伝えしていますが、私は平日(水・金)に1~1.5時間、週末(土・日)2~3時間練習していますが、その内訳は基本練習1時間残りをマッチ練習といった感じです。

基本練習では、通常ショートラリーから始まってストレートラリー、クロスラリー、ボレーストローク、スマッシュ、サービスリターンを行います。コート面数が限られている場合は、そのまま2対1をしたり、球出し練習をしたりすることもあります。

マッチ練習では、1セットマッチを基本として、直近の試合形式に応じて、ノーアドやデュースありなどで行っています。

それでは、それぞれの練習で意識していることや伸長していきたい技術や能力についてお伝えします。

〇基本練習

意識すること

正しいバランス、打点で打てているか

・効率的にボールに力が加えられている

気持ちよく(モティベーション高く)1球1球打てているか

伸長していきたい技術や能力

安定したショット→ミスなく何球でも打ち続けられること

力強いショット→相手のボールに打ち負けずにしっかり返球できること

持久力や筋持久力→最初から最後までボールの質が落ちないこと

基本練習は試合で勝つために必要不可欠ですが、より効率的に効果を上げるためには「1球1球のフィードバック」をどれだけきちんとできるかということにあると思います。

例えばミスショットがあった場合に「あっ、ミスった」で終わる人と「今のは打点が遅れていたから、もう少し早くテークバックして打点が遅れないようにしよう」と考える人では、同じ100球打った場合でも、経験値や技術の積み上げが大きく違ってきます。

それに、この「小さな修正」を都度やっていくことで、本番でもパニックになることなく、冷静に対処できるようになります。

ただ、これをほぼ休みなく1時間続けていくことは、メンタル的にも体力的にも相当にきつい作業になりますので、万全のコンディションで練習に臨むことが必須になります。

〇マッチ練習

意識すること

本番の試合と同じメンタリティで行う

マッチ練習の位置づけ(ショットを積極的に試すのか、勝ちにいくのかなど)を明確にする

・マッチ練習後はテーマに対しての成果と課題を確認する

伸長していきたい技術や能力

ゲーム体力→最初から最後まで体力やメンタルパワーが落ちずにプレーできること

戦術眼→必要な場面で必要なショット選択ができること

競り合いの強さ→ゲームの要所のポイントを取り切ることができること

マッチ練習の数=試合勘と言えると思いますが、マッチ練習の数が足りていない人は、ペース配分を誤って後半足が動かなくなったり、要所でショット選択を誤ってゲームを取り切れなかったりということが起きていると思います。

私が試合で勝ち続けられているのは、一言でいうと「要所を取り切る能力」が他の選手よりも優れているからと考えています。

ゲーム全体の流れを考えて、あえてミスを恐れずにチャレンジするゲームやポイントを作ったり、競り合いの場面でも落ち着いてショット選択できたり、最終的にメンタル勝負に持ち込んで勝ちきったりということができるようになりました。

これは、基本練習だけでは、身につかない能力であり、「本番仕様の」マッチ練習の数を積み重ねていくしかないと思います。

私は年間、本番の試合も含めて350マッチほどこなしますが、その全てが対戦相手とはもちろんのこと自分自身に対しての「真剣勝負」での場であります。

これも基本練習と同じく、心身にかなりのストレスや負荷のかかることですが、その1試合1試合の「真剣勝負」を楽しみながら取り組んでいます。

これらのことを意識しながら日々の練習を行っていくことで、必ず技術向上や試合での成果につながっていきますので、地道に取り組んでみてください!

最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!

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