こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。寒さがまだまだ続いていますが、幸い私の住む地域は降雪もほとんどなく、寒さに耐えながらも定期的に練習ができています。

私は今年で48歳というアスリートとしてはかなりの高齢ですが、今でも10代から30代の若い選手とも互角以上に戦えていますし、全日本ベテランチャンピオン、全日本ベテランランキング1位ということからも同年代では頭一つ抜き出ている立場であることも認識しています。

しかし、ベテランテニス大会に初めて出場した10年前は同年代でも圧倒的な力があったわけでもなく、過去の実績を携えて鳴り物入りで参入したわけでもありません。初めて出場したEグレードのベテラン大会は2回戦負けでしたし、若い選手には手も足も出ない状況でした。

ただ、現在は前述のとおり、過去の自分とは比べ物にならない強さを身につけ、圧倒的な成果をあげられています。しかもその間、10年という年月を重ね、一般的には加齢の影響で、心身の状態が衰えていくという過程の中です。

このことから私が感じているのは、「人間の可能性」です。もちろん限界はあると思いますが、年を重ねても普遍的・汎用性のある心技体を高められる方法があるのではないかと考えています。

そこで、私が年齢を重ねてもパフォーマンスを向上させることできている考え方や取組について改めてシェアしていけたらと思います。

内容は「考え方・技術・体・生活・練習・試合」についての約50項目です。

1項目目の今回はイチロー選手の名言からスタートしていきます。

「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」

これはイチロー選手が2004年にシーズン最多安打記録を残したとき語った言葉です。世界的なスーパースターと一般プレーヤーの私の取組を重ね合わせること自体大変おこがましいことではあることは重々承知していますが、今の私が感じていることはこの言葉にすべて集約されています。

10年前に初めてEグレードのベテラン大会に出場し、2回戦で1シードの選手に手も足も出ずに完敗したことが昨日のように思い出されますが、まさか10年後に全日本ベテランに優勝し、日本ランキング1位の選手になっているなんて夢にも思わなかったです。

当時の私にとっては、全日本ベテランに優勝することはおろか出場することさえ、「とんでもないところ」にありました。

しかし、10年後に私にとっての「とんでもないところ」に到達し、さらなる高みを目指せています。

そのとんでもないところに到達するために私が行ってきたことこそ「小さなことの積み重ね」でした。

具体的には、「食事・睡眠などの生活習慣、効率的な練習やトレーニング、タイムマネジメント、そしてテニス(人生)に対する考え方」でした。

次回以降、私が行っている「小さなことの積み重ね」を紹介していきたいと思います。

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