こんにちは。鉄人blogに訪れていただきありがとうございます。今年に入ってあっという間に1カ月が過ぎ、年度末に向かって忙しない毎日を過ごされている方も多いのではないでしょうか。私自身も現在公立のフリースクールの指導員として勤務しており、目まぐるしい毎日を過ごしています。

本ブログをご覧いただいている方の中にも、仕事とテニス(スポーツや趣味)との両立に頭を悩まされている方も多くおられると思います。もちろん私も例外ではなく、仕事とテニスとの両立が大きなテーマであり、仕事以外の限られた時間の中で、いかに効率的に練習やトレーニングを行い、成果を上げていくかということを常に考えて生活しています。

本ブログでもこれまで練習やトレーニング、試合についての話題を中心にお伝えしてきましたが、今回からはそれらの時間を捻出するために、私が実践している「働き方改革」についてお話をしていきたいと思います。

改めての自己紹介にはなりますが、私は元々高等学校の教員として勤めておりましたが、7年前に教育委員会に転任し、6年間の行政機関での勤務を経て、昨年度より県が所管する公立のフリースクールで働いています。

つまり現在は教育委員会に所属している指導主事(専門的教育職員)と現役のテニスプレーヤーという二つの顔を持って活動しています。また、昨年度心理職の唯一の国家資格である公認心理師資格も取得し、その資格を現在の職場で活かしながら仕事をしています。

私事で恐縮ながら指導主事としても2年前に県の優秀事務職員表彰を受け、仕事においても評価していただきました。学校現場よりもさらにブラックと言われる教育委員会に所属している私が、仕事においてもテニスにおいても成果を出して、充実した毎日を送れているのは、自分なりの働き方改革を実践しているにほかなりません。

先ほども申し上げましたが、教育委員会といえば、学校現場以上にブラックなイメージがあると思います。私も教育委員会に転任した当初は、長時間の残業を覚悟の上、身を粉にして働くことを決意していました。

しかし、初年度に体調を崩したこともあり、その考え方が全くの誤りだと気づき、自分なりの働き方改革を行い、現在の私の月の超過勤務(残業)はほぼありません。そして、その働き方改革を実践した結果、仕事でもテニスでも成果を上げられるようになりました。その方法を今回は鉄人式働き方改革【健康習慣編】PRAT1としてお話していきます。

最初にお話ししたい自分流働き方改革が【健康習慣編】ということになりますが、その1丁目1番地として「体力」の重要性についてお話ししていきます。体力とは、運動生理学上の定義では、「行動体力」「防衛体力」の2つに分類されます。

行動体力とは、体を動かして行動するための、いわゆる体力測定などで測られる基本的な身体能力のこと。もう一方の防衛体力とは、免疫機能や身体抵抗力を含めた体が病気と戦うための能力のことです。

一般的に「年を取って最近体力の衰えを感じるようになって・・」という話を聞くことがありますが、これは行動体力が低下を表していることが多いように思います。

行動体力が低下してくると、筋力が落ちたなどの理由からキビキビ動けなくなったり、走るとすぐ疲れてしまったり、反応が鈍くなったりしてきます。これらの現象が現れてくると、運動そのものへの意欲の低下もともなうことがあります。

また、運動、つまり動くことが億劫になれば、人と会う、新しいことへのチャレンジなどの意欲も低下してくることも考えられます。こうなると、物事に没頭する機会やリフレッシュの機会を失い、年齢的な老いとは異なる意味での活力の低下にもつながりうることが考えられます。

次に防衛体力の低下が起こると、ウイルスなどの病原体と戦う体のシステムである免疫機能が低下したり、抵抗力が弱くなったりすることが要因となります。新型コロナウイルス感染症で高齢者の方が、若年者に比べ重篤化しやすいのは、加齢による防衛体力の低下が大きな要因です。

効率的に仕事を行い、プライベートを充実するためには、この二つの体力をいかにいい状態に保つかが、何よりも大切な要素になります。

それでは、私の今の体の状態についてですが、実年齢は46歳で、体重や体脂肪率から計算される体年齢は20代後半、血管年齢も30代前半をキープしています。もちろん健康診断で問題を指摘されたこともありません。

それでは次に今現在の私の日常について簡単に紹介したいと思います。現在の職場は、8時45分が出勤時間となりますので、朝5時前に起床し、6時過ぎから2時間ほど練習し、その後出勤して仕事スタートです。仕事も一般的な事務仕事ではなく、農作業やスポーツ指導などの体を動かすハードな仕事になりますが、何の問題もなくこなすことができています。

そして帰宅後は、ジムにトレーニングに行って、夕食後、次の日の食事を作って、子どもの習い事の送迎に行って22時ごろには就寝する。これが私の日常なのですが、同年代の友人にそのような話をするととても驚かれます。

自分の今の年齢(46歳)の一般的な体の状態は、「腰が痛い」「肩が痛い」「膝が痛い」などの身体のあらゆる個所にガタがきていて、スポーツやトレーニングはおろか日常生活においても支障をきたしている状態の方が多いかと思います。(過去の自分もそうでしたが・・)

しかし、今の私の体の状態はそれらのハードな生活に耐えうるだけのいい状態が保てています。体の状態がいいと心の状態も安定し、何事に対しても前向きに考えることができ、仕事も効率的にこなすことができるようになります。

とくかく体をいい状態に保って体力をつける。これに尽きるのですが、私自身が若いころからずっとこの状態を保ってきたのかというと全くそんなことはありませんでした。

大学卒業後民間企業に勤めながらテニスの実業団選手としてプレーしていた頃は、練習もトレーニングもそれなりにしていましたし、何しろ20代前半の最も元気のいい時期でしたので、底なしの体力を自覚していました。

しかし、26歳の年に高等学校の教員になってからは、練習もトレーニングもほとんどしなくなりましたので、あれよあれよという間に体力は落ち、体重は増え、どこにでもいる普通のおじさんになっていました。

30歳を超えたあたりからたまにテニスコートに行って、練習してみると15分もたたないうちに息が上がり、休憩を挟まないとプレーできないほどの状態になっていました。40歳を前にして教育委員会に転任したことを機に、もう一度テニスを本格的に再開することになり、数年をかけて徐々に体力を戻していったのですが、今では、20代の一番体力があった時期と比べても今の方が体のコンディションがいいと言えるくらいになっています。

そして改めて思うのが、「体力は人生の中で最も大切な資産」ということです。体力が身につくと

➀1日に行える絶対的活動量が増えて、やりたいことを多くできるようなる。

⓶体力に余裕ができれば、落ち着いて物事を考えられるようになり、冷静な思考と判断力を身につけられる。

➂病気や体調不良になりにくくなり、1日の活動生産性が向上する。

などいいことづくめです。私が40歳を過ぎてから仕事でもプライベートでも十分な成果を得られるようになったのは、この自分自身の体力のお陰と言っても過言ではありません。是非、次回以降から紹介する方法で人生最大の資産である体力を身につけていきましょう!

まとめ

・体力があれば、1日でやりたいことの「量」「質」ともに爆上げできる

・体力は年齢に関係なく向上させていくことが可能である

・体力は間違いなく人生最大の資産である

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